【ツキウタ。】no title【ツキプロ】 (ページ17)

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2/22 猫の日-Procellarum- ページ17

夜said

『にゃ…にゃあああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!? 』

「あっはは♪ 成功したみたいだね♪ 」

『にゃん… 』

グラビのところからプロセラにきたAちゃんは隼さんに魔法をかけられてしまった。
それはもう可愛い。完全な猫語だからにゃんしか言わないのが可愛い。

「 A、ヤマトと同じだにゃー」

『にゃん』

「にゃー」

『 …に、にゃー』

ヤマトと涙と遊んでいるAは少し苦笑気味だが涙とヤマトは楽しそうだ。
いっくんも目をキラキラさせてウズウズしている。

「おいおい…これ戻るんだろうな～? 」

「多分戻ると思うよ♪ 」

「多分かよっ」

一応Aだってアイドルなんぞー、にゃー?ってAを撫でる海さんを見て思ったことがある。
対応が早い。鬼早い。

「あれ? 陽? なにやってるの? 」

「んー? アイツに淡い想い抱いてる奴らに動画送ってる♪ 」

「もーまたそんなことやってー。バレたらAにも怒られるし、恋と駆にも怒られるよ? 」

「大丈夫だって、にゃー? A♪ 」

さり気なく陽も語尾が猫語になっている。
そして名前を呼ばれ嬉しそうに四足歩行でやってくるA……って、

「ちょっとまったぁぁ!? 隼さん!? Aが四足歩行になっちゃってますよ!? 」

「あぁ…効力を上げたにゃん♪ 」

「流石に四足歩行はまずいですって! 」

涙は拍手をしているけどそんなことやってる場合じゃないよ涙。
Aが元に戻らないと…ほら、恋が危ない←

『んにゃ? 』

「にゃん…ｯ! 」

上目遣いで見てくるAがあまりにも可愛すぎて思わず猫語になってしまった。
いや、でも俺だけでも正気じゃないと…。

「あははっ、A、くすぐったいにゃん! 」

「いっくんんんんんん」

隼さんを止めれる海さんと陽ももう手遅れ。
ここは俺が────

「たのもーっ! Aが猫になったと聞いて恋くん参上! 」

「ストッパーできましたーかけるんでーす」

あぁ最早手遅れ。