明日も２７ ページ28
「Aちゃんんんん！泣かないで!!!!」
「いいいいたいいたい！」
大きな瞳をうるうるさせて私の涙をハンカチで拭いまくる出久
とりあえずひっぺがしてハンカチを奪って逆に出久の目に当てる
「丸顔テメェ…！なんて事を…！」
「くく苦しい、苦しい！離して！！」
勝己にぎゅううううと苦しいぐらいに抱きつかれてギブギブと腕を叩く
すると固まっていたお茶子がぐわっ!!!!と飛び付いてきた
「凄い!!!!凄いよAちゃん!!!!すっっごいよかった!!!!」
「あ、ありがとう」
「おい丸顔…！Aを泣かしてんじゃねぇ…!!!!」
テメェなんて恐ろしい事を…！と顔を青ざめる勝己
「い、今のAさんが…!?」
「すごーい！！！女優さんもびっくりの演技力！」
近くで練習していたやおももや葉隠ちゃんが中断してすごーい！とぴょんぴょん跳ねる
お茶子も大満足のようだ
「ううう、麗日さん、でも、本番もAちゃんを泣かせるとかっちゃんが飛んでいっちゃう可能性があると思うし、僕も飛んでいっちゃうかもしれないから…やめといた方が…」
「いいえ！これで行きます！！！Aちゃん本番もこれでね！よし、もう1回行くよ〜！」
ふざけんなぁぁぁあ！とキレる勝己を、演技だからと治めてもう１度スタンバイする
「おい丸顔…！俺がこの世で１番弱いモノ何か知ってて言ってんのか…！」
「Aちゃんの涙でしょ？はーいそんなの知らんからさっさと舞台降りる〜」
「テメェェェェェエ!!!!」
監督モードに入ってしまったお茶子には何を言っても通じなくて、とりあえず超本気だという事がわかった
その後練習がどんどん進んで私のそこの演技が来る度に勝己と出久が首をグルンと回して見ないようにしてるのは面白かった
後でその近くに居た梅雨ちゃんに聞いたが、後ろを向いて目を瞑り、「ごめんごめんごめん…」と小さな声で言っていたらしい
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シトロン - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっています！読むたびに胸きゅんする作品でとても素敵です！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年12月15日 14時) (
レス) id: 22bac4a663 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - ひなさん» 本当ですか！？さっき直したと思ったんですが、まだ７に行くようになっちゃってますか？！ (2018年2月10日 15時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ごめんなさい間違えました！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この小説の続きへを押すと7にいってしまうようになってますよー (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - 妃薫。さん» コメントありがとうございます！かっちゃんの幼児化1度やったのですが、短かったのでじっくりやるのもいいですね！´`*続編に進みましたので、そちらでもよろしくお願い致します！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年12月7日 16時
