明日も１９ ページ20
そんな波乱しかなさそうな文化祭を近くに控えたある日
朝、まだぼやけている視界で違和感を感じた
部屋が、自分の部屋じゃない
起き上がってみるとそこは勝己の部屋で、昨日泊まったっけ…？、なんてぼんやりした頭で考える
目覚ましも鳴ってなくて、自分が早起きな体質で良かった…なんて思いながらベッドから降りる
そこで明確な違和感、体が重い
下半身にも違和感。完全におかしい。
頬に触れてみると柔らかくてすべすべで、触れた髪の毛が短い。
いやいや、そんな事ある訳が無い
まさか、まさかね、と思いながら恐る恐る洗面台の鏡を見る
淡い期待は無残にも打ち砕かれ、鏡に映ったのは愛しい恋人の顔
胸に重みがなくて、ペタペタと触ると自分のソレとは違う硬い筋肉で、あ、また勝己筋肉付いたな、じゃなくて！！！！！
「入れ替わる個性…？」
うわ、声低っなんだこれ
聞き慣れた声が自分からして違和感に顔を顰める
これってもしかして、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「なんじゃこりゃ…！」
目が覚めるとAの部屋にいた
昨日はそれぞれの部屋で寝たはずなのに
布団いい匂いすんな、なんて言ってる場合ではなく色々体に違和感を感じる
掌を見つめるが、そこにあるのはゴツイ爆破に特化した硬い手ではなく、少し力を加えれば折れてしまいそうな細い指に柔い皮膚
そして胸にある重み
俺は一体どうしたら良い
とにかく立ち上がると惜しげも無く出された生足が布団から現れて凝視する
完全に、アレだ
予想を確信に変えるために鏡を探す
覗き込むとそこに居たのはポカンとしている愛しい彼女の顔で、寝起きで赤くなった頬が可愛い
マジかよ…これは…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「「入れ替わってる…？！」」
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シトロン - 初めまして！いつも楽しく読ませてもらっています！読むたびに胸きゅんする作品でとても素敵です！これからも頑張ってください！応援しています！ (2018年12月15日 14時) (
レス) id: 22bac4a663 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - ひなさん» 本当ですか！？さっき直したと思ったんですが、まだ７に行くようになっちゃってますか？！ (2018年2月10日 15時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ごめんなさい間違えました！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - この小説の続きへを押すと7にいってしまうようになってますよー (2018年2月10日 14時) (レス) id: e3fe067d7a (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - 妃薫。さん» コメントありがとうございます！かっちゃんの幼児化1度やったのですが、短かったのでじっくりやるのもいいですね！´`*続編に進みましたので、そちらでもよろしくお願い致します！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年12月7日 16時
