大好き８ ページ9
「内容不透明で怖いよね〜」
「筆記は…なんとか…なる…？」
昼食中、麗日さんや轟くん達と期末試験について話していた時だった
突然後ろからガンッと何かから殴られて振り向くと、そこにはＢ組の物間くんがいた
「あれれ〜？頭が大きくて気が付かなかったよ〜」
そう言って笑う物間くん
ぐっと堪えて何の用かと思い聞こうとすると僕達の周りから何かを探している。
「どっ、どうしたの？」
「A…はっ、違う、癒波さんはどこかな〜と思ってさ｣
「Aちゃん…？Aちゃんなら多分向こうら辺でかっちゃんとご飯食べてると思うけど…」
「なっ、君、Aちゃんなんて、一体どういう関係なのかな？」
何やら焦ったような顔をする物間くん
なんだなんだ…？
「えっと、僕とAちゃんは幼なじみだから…」
「あぁそう…まぁいいや、そんな事よりヒーロー殺しに会ったんだってねぇ」
慌てたように話題を変える
あぁー怖っ！と何時もの嫌味みたいなのが始まって、飯田くんもいるのに、と思っていると急に物間くんは倒れた
「物間シャレにならん。飯田の件知らないの？」
来たのはB組の拳藤さんだった
「ごめんなＡ組、こいつちょっと心がアレなんだよ…」
心が…！と思うとなんだか物間くんが不憫に思えた
「あんたらささっき、期末試験の内容不透明とか言ってたけど、入試の時みたいな対ロボットの実戦演習らしいよ」
先輩から聞いた、と笑う拳藤さん
そうだ…先輩に聞けばよかったんだ…！
すると物間くんは気に入らなそうに顔を上げた
「馬鹿なのかい拳藤…！せっかくの情報アドバンテージを…！ココこそ憎きＡ組を出し抜くチャンスだったんだ…！」
「憎くはないっつーの、てかAちゃんには教えるつもりだったんでしょ？会えたの？」
「はぁ？！な、な、な、何を言ってるんだ拳藤！なんで僕がそんな！」
「え？Aちゃん？」
麗日さんが？を浮かべる
確かになんでAちゃんが…？
「あ、ごめん言っちゃった、Ａ組、今の忘れてあげて？じゃあね」
すると物間くんを引きずって行ってしまった拳藤さん
「ケロ、そういうことね」
「うわーそうなんだー」
麗日さんと蛙吹さんは何かがわかったみたいで２人で頷いている
「え？物間くんどうしたの？」
僕もだけど轟くん達もさっぱりみたいだった。
内緒だよねーと顔を見合わせて２人は結局教えてくれなかった
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クーニャン(プロフ) - 溺愛の話3で夢主の誕生日が24日に変更になったとありますが、溺愛の話4の設定で23日のままでした。 (2018年10月26日 23時) (
レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - 見てて飽きないくらい面白いです！！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 48cfca5af0 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルカリ性中毒さん» ありがとうございます！物間君可愛く書くの難しかったんですけど、楽しんでもらえてよかった〜！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性中毒 - 物間かわいい！ (2018年1月4日 22時) (レス) id: 02338b78c4 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルトホルンさん» ありがとうございます！甘いかっちゃんが大好きなので、そう言って頂けて嬉しいです！´`* (2017年10月14日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年9月22日 16時
