大好き３１ ページ32
「うーん…あと買わなきゃダメなのは…」
買う物をリストアップしてあるスマホのメモを見ると勝己は早くも飽きたのか私の首に手を回し、Tシャツの中に入り込んでたネックレスを取り出してみたり、遊んでいる。
因みに私の買い物が長い訳ではない。
そこら辺の女子に比べたら超絶短いと思う。
それに勝己は私の物を選ぶのが好きなので、飽きたとか構わず店に入る
「はい、これどっち？」
「右」
「やっぱり？じゃあ右にしよー」
運動用のズボンや靴をこんな感じでちゃっちゃと決めていく
これで私の買い物はもうそろそろ終わりだ
「もう私は大体終わったけどあと買うものは？」
「あータオル買ってねぇ」
「一番重要だよねそれ、じゃあ行こ」
個性上汗っかきなのでタオルは重要なのだ
スポーツショップに入り選ぶ
「どっちだ」
「うーんこれ持ってなかった？こっちかな」
「買ってくる」
「店の外で待ってるよー？」
想像通りかもしれないが勝己の買い物も超速い
一足先に店を出て下の階を見る
下は飲食店が多いなー…なんて考えていると椅子の所に見た事のある頭が見えた
「出久……？」
よく見ると誰かに肩を組まれているようだ
１Ａの誰でもない。
出久が私の交友関係を自然と知っているように、私も出久の友達を大体把握しているのは、やはり幼馴染みだからだろう。
言い方が悪いかもしれないが、出久は友達が少なかった。
だからこそ、違和感を感じた
あんなに親しい友人が出久にいただろうか。
しばらく眺めていた、その時だった
俯いていた出久が急に苦しそうに顔を上げた
すぐに分かった。
首を締められている。
いつの間にか１階に向かって走り出していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クーニャン(プロフ) - 溺愛の話3で夢主の誕生日が24日に変更になったとありますが、溺愛の話4の設定で23日のままでした。 (2018年10月26日 23時) (
レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - 見てて飽きないくらい面白いです！！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 48cfca5af0 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルカリ性中毒さん» ありがとうございます！物間君可愛く書くの難しかったんですけど、楽しんでもらえてよかった〜！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性中毒 - 物間かわいい！ (2018年1月4日 22時) (レス) id: 02338b78c4 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルトホルンさん» ありがとうございます！甘いかっちゃんが大好きなので、そう言って頂けて嬉しいです！´`* (2017年10月14日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：akamaru
| 作成日時：2017年9月22日 16時
