大好き１ ページ2
「おい、あっちに行ったらいいんじゃないか」
「クソかよテメェ。Aが好きな店は全部あっちなんだよ｣
「なんだと…」
「いいか、こっちの方がな…」
少し向こうでお祭り会場のパンフレットを見ながら話しているのは１Ａトップクラスの２人
「なんだかあの2人が話してるの珍しいよね」
「そうだね。並んでると普通にイケメンだし…」
話している内容はともあれ、絵になるのは確かだ。
その証拠に隣を通り過ぎる女子は殆どが顔を赤らめながら通って行く
麗日さんやみんなが珍しそうに見つめる
確かに普段一緒にいるから忘れるけど2人とも客観的に見ればめちゃくちゃイケメンだった
そんな中話題の中心Aちゃんは呑気に綿菓子を頬張っている
というかAちゃんも美少女なんだよなぁ…
「なんか外だと客観的見ちゃって思うんだけど、私が男ならAちゃんを確実にナンパしている。｣
と熱弁していた麗日さんはあながち間違ってはいない。
パステルカラーの浴衣に身を包んだ幼なじみを見つめる
うん、確かにあんな子が1人でいたらナンパするかもしれない…
と思ったその時だった
うおっ、という小さな声が聞こえてパッとAちゃんの姿が見えなくなった
「あ、あれ？！」
どうやら屋台から外れた草の茂みに引き込まれたようだった
慌ててAちゃんの元に駆け寄ると、数人の男に絡まれているのが見える
まずい…！
急いでかっちゃんと轟くんの元に向かう
「轟くん！かっちゃん！Aちゃんが男に絡まれてるんだ！｣
「あぁ゛…？！」「なんだと…？！」
２人の地を這うような低いドスの効いた声が響く
手からは爆発、氷に炎
完全に戦闘態勢だ
アッ、これ言い方間違ったヤツだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クーニャン(プロフ) - 溺愛の話3で夢主の誕生日が24日に変更になったとありますが、溺愛の話4の設定で23日のままでした。 (2018年10月26日 23時) (
レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - 見てて飽きないくらい面白いです！！ (2018年8月31日 0時) (レス) id: 48cfca5af0 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルカリ性中毒さん» ありがとうございます！物間君可愛く書くの難しかったんですけど、楽しんでもらえてよかった〜！ (2018年1月5日 18時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ性中毒 - 物間かわいい！ (2018年1月4日 22時) (レス) id: 02338b78c4 (このIDを非表示/違反報告)
akamaru(プロフ) - アルトホルンさん» ありがとうございます！甘いかっちゃんが大好きなので、そう言って頂けて嬉しいです！´`* (2017年10月14日 13時) (レス) id: 8e554ad2d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：akamaru
| 作成日時：2017年9月22日 16時
