恋人１４ ページ16
「いやぁ凄かったなー」
「そうかよ」
イルカ凄かったし、あの魚触れるのは凄かった
なんだか楽しかったから触った魚片っ端から元気にしといてあげた
くらげとか、クリオネとか、ふわふわしててなんだあれって感じだった
しばらくぶらぶらと街を歩いていると空腹感を感じ、ふと時計を見る
「あ、もうお昼過ぎてるね」
「おー」
どうりでお腹が空くわけだ
「どっか入ろっか、何処にする？」
「……あそこ」
え？と思い勝己が指で示した方を見るとオシャレなカフェ
もしかして今まで適当に歩いていた訳ではなく、ここを目指して歩いていたのだろうか
店内に入るとカランコロンと綺麗な音が響き、店員さんが出てくる
「ご予約のお客様ですね？お席にご案内致します」
「え、」
綺麗なお姉さんがパラパラと表のような物を確認して、案内を始める
え、今、ご予約って
「お決まりになりましたらそちらのベルでお呼びください。」
オシャレな窓側の恐らく店内で一番いい席であろう所に案内された私と勝己
「勝己、ここって、」
「あぁ゛？いいから頼めよ」
メニューを開くとそこにはずらっと並ぶパスタやパンやスイーツ達
そして何より大々的に載っている『当店人気No.１！絶品！カスタードプディング』の文字と美味しそうなプリンの写真
ど、ど、ど、どうしよう、これ見覚えがある
前に雑誌で見た時からずっと食べてみたいと思っていたプリンだった。
絶対これ頼もう。今すぐ頼まなきゃ無くなると思いベルを鳴らそうとすると止められた
「言っとくけどそれは後な。予約してあっから、メシ食ってからにしろや。」
「かっ、勝己いいいいい！」
「っ、この前お前のやつ勝手に食ったろ、埋め合わせだ」
この間喧嘩したのを思い出す
埋め合わせどころじゃない
埋まり過ぎて山になるぐらいには感動している
予約って、もうなんなの
目の前にいる神に感謝しながら、お昼ご飯を選んだ。
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ずんだぁ - かっちゃぁぁぁんヤバい悶え死ぬ。あ、鼻血がボタボタ、、 (11月24日 2時) (
レス) @page39 id: f8f579a222 (このIDを非表示/違反報告)
リズ - ちょっともう,,,なんかもう,,,うあああああ(どした？) (2022年12月17日 11時) (レス) @page49 id: f9c36b0019 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 面白かったです‼︎ (2022年7月28日 21時) (レス) @page30 id: 6864291033 (このIDを非表示/違反報告)
ｶｯﾁｬﾝﾀﾞｲｽｷ - かっちゃんがぁぁぁあああｶﾞﾜｲｲ あらやだ鼻血がﾎﾟﾀﾎﾟﾀ (2022年4月5日 23時) (レス) @page39 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！ (2021年3月12日 16時) (レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akamaru
| 作成日時：2017年9月7日 20時
