16▼気分は政治家でした!!() ページ19
「えー、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございますっ!!この度悪魔学校バビルスで新しく教師になります、マルバス・C・夢主です!担当は科学です!」
ここまでは
ぶち壊します。
「魔術の使えるこの魔界で科学を選択する人は多くありません。しかし!魔術こそが全てなのでしょうか?魔力が無くなり魔術が使えなくなった時、ピンチに陥ったらどうしますか?ここで科学を知ってるかどうかで自らの運命が左右されます!!」
身振り手振りで訴える。演説に感情を乗せて、興味をこちらへ向けさせる。
「科学は魔術より使い勝手が悪いかもしれませんし正直、魔術より難しいこともあります。ですが科学は意外と身近なところで役立つものです!例えば火はなぜ燃えると思いますか?」
指先で小さな炎を作り出し問う。すぐに消して続けます。
「電球はなぜ光ると思いますか?炎の色はなぜ赤や青が多いんでしょうか?水とエタノールが沸騰する温度は同じでしょうか?」
「一つでも気になることがあったらそれは学びへの大きな一歩です。これから悪魔学校バビルスで過ごす皆さんの六年間が
降壇して元いた場所のツムル先生の隣へ戻る。生徒同士ではさっきの問いに対する推察が交わされていてとっても満足です!(?)但し、カルエゴ先生には「何しているんだ」という叱責の目線を送られてデビ怖いですね!!ツムル先輩、驚きと好奇の混じった目で見てないで助けてくださいぃぃぃ……!
17▼バビルスは福利厚生ちゃんとしてるから残業代出るって聞いたことあります。教師になるための勉強してる時の先輩から。→←15▼「魔歴薬学拷問学に魔文学魔数学〜♪」って歌が私の学生時代流行ったんですけど科学無いんですよね…
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