過酷な魔界をバビルス教師というステータスと妹属性と科学で生き抜きます！！

14▼悪意0%のプレッシャー ページ17

入学式が始まりました。


なんとか持ち直して準備を急いで頑張ったので生徒が来る頃には完璧な状態でお出迎えできました。まあ生徒会さんが手伝ってくれたのですけど。

私はツムル先生の隣に立って入学式を保護者の様な気持ちで見る係です。

……嘘です。バリバリ嘘です。

どのくらい嘘かと言うと魔リンゴって実は植物じゃないんだよ！みたいなくらい嘘です。

ごめんなさい自分でも何言ってるんだこいつって思ってます()

本当はツムル先生の隣に立って新任の着任挨拶の出番待ちをしています。

首席のアスモデウスくんが挨拶をした後に着任挨拶します。

たった今アスモデウスくんじゃなくて理事長のお孫さんのイルマくんの挨拶に変わったけれど。

まぁ、やることは変わりませ──「あべるはうけ」


!?


禁忌呪文！！？びっくりしすぎて文字と背景の色逆転したんですが！！？


「──────つれざざ」


特待生のイルマくんはその後も噛まずに、つまり四肢を爆散させること無く禁忌呪文を唱えきった。

直後に歓声。拍手。雄叫び。

ダリ先生がイルマくんの方へと近づいていって注意的なことをしているのを横目に見ながら私は思った。











え、これの後に挨拶するの！？！？プレッシャー的な何かがすごくのし掛かってきた気がしてきたんですが！？てかロビー先生全然来ないじゃん出番には来るかと信じてたのにｯ！！

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