【鬼滅の刃】雨の涙

参拾捌 ページ41

胡蝶「確かに、お館様は贔屓目なんてする方ではありませんが………冨岡さんが贔屓目で見てしまっていることは有り得ますね｡」



甘露寺「うーん、そうなのかしら？」



あぁ、蜜璃ちゃんがマジ女神に見える(真顔)



宇随「そりゃ自分の継子は可愛いだろうがよ……」



不死川「まさかとは思うが、てめぇ自分の手柄を譲ったんじゃねェだろうなァ？」



ふざけるなよ



伊黒「もしそうなら、俺は頭痛がするんだが？」



がっかりだ………

こいつらをカッコいいと思ってしまった自分を殴りたい。

まさかここまで師匠の事を理解していないとは、笑ってしまった。



宇随「………何、笑ってんだ。」



『あなた方は師匠が贔屓目なんてする方だと思っているのですか……？』



残念ながら………



『師匠はそんな事する方ではない。むしろ、継子だから厳しくしてくる人です。それは半年以上一緒に暮らして、継子の僕が一番分かっています。

あなた方が本気でそんなことを言っているのであれば……笑止千万！』



ほんっとにマジで厳しい、何回か死ぬかと思った。



冨岡「A……」



不死川「てめぇ、それは俺達が上司なのを知っての上での発言かァ？

だとしたら、冨岡はてめぇの育て方を間違えたらしいなァ!

上司に対してのその口の聞き方、冨岡の継子だからなんじゃねェのかァ！！」



ブチッ



不死川「俺はてめぇが次期柱なんて、ぜってー認めねェか」



『黙れよ｡』

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