人妻な私の恋Ｎｏ．2 (ページ45)

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第90話ページ45

Asaid

園長先生「えー、今日は入園おめでとうございます。このひまわり保育園で、ひまわりのように、明るく前向きに育っていって欲しいと思っております…。それから…」

園長先生の話が長くて、子供達は皆飽きている…笑

結愛は、隣の席の男の子とお話しちゃってるし…。友達出来たみたいで良かったけど…。

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そして、園長先生の長いお話が終わり、園歌？を歌って今日は終了。

そして、明日から通常の保育園が始まる。

体育館を出て、ゆあを待ってると

胸元に黄色い名札が着いているゆあが走って来た。

ゆあ「ママー！」

私に抱きついてくる小さくてかわいい生物…。

私「ゆあ、おかえりー！」

ゆあ「ただいまー！ゆあね、お友達出来たよ！かなたくんでしょー、ゆうとくんでしょー、かんなちゃんでしょー、ゆうなちゃんでしょー、あとは～、はるかちゃん！」

私「よかったね！みんなと仲良くするんだよ？」

ゆあ「うん！あとねー…」

それから毎日、保育園の事を話してくれるようになった

本当に楽しそうに話すから、皆と馴染めてるんだなーって、私も圭介も一安心。

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でも、保育園に通いだしてから約3ヶ月目に、、

ゆあ「ママー、お話があるのー」

トコトコと歩いてきて私の隣に座るゆあ

私「うん、どうしたの？」

ゆあ「保育園にね、かなたくんがいるんだけど…」

あー、あの入園式の時にゆあの隣に座ってた男の子か…。

ゆあ「かなたくんといるとここが苦しくてどきどきするの…。」

心臓当たりを抑えてる…

これって…

私「それはね、"恋"だよ。そういう気持ちになったのは初めてでしょ？だから、初恋だね？」

ゆあ「こい…？？？」

頭の上にハテナが浮かんでるゆあさん…

私「その男の子が好きってこと！」

ゆあ「そうなの？！かなたくんも、ゆあの事好きって言ってくれたよ！大きくなったら結婚しよ、って言われたの！」

ええ？！

初恋で、両思いで結婚ですと？！？？！

こりゃ、圭介が聞いたらショックだろうな…笑

ゆあ「今度、ママに見せてあげるー」

私「うん、約束ね」

でも、これが私達家族の歯車を狂わすことになるなんて、まだ知らない…。