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鉄の味 ページ8

愈史郎
「このタンポポに薬打ったか?」

獪岳(A)
「伊之助が少しな
……完全に戻るのは無理な量だ」

愈史郎
「獪岳
タンポポもお前みたいに少し弄るぞ
意識が戻ったらお前コイツに血をあげろ
それくらいなら大丈夫だが
お前が大丈夫じゃなさそうだな
猪、血を寄越せ獪岳に飲ませる」

伊之助
「俺が善逸に血をやりゃあいい話じゃねえか?」

そうだよな?

なんで経由した?

愈史郎
「馬鹿か
意識がある獪岳ならまだしも
あのタンポポ相手に直で血をやりに行ったら
まるごと喰われるぞ
鬼なら致命傷でも回復出来るが人間は無理だ」

伊之助
「人間に戻せば良いじゃねえのか?」

愈史郎
「此処には一人分しかない
それも身体の体積から鑑みるにそこのタンポポ分までだ
タンポポの外傷は恐らく人間の時についてる
しかもつい先程だろ致命傷だ
すぐに戻せば命に関わる
わかったら獪岳に血をやれ
俺はあげすぎてふらふらだ!」

それはすまん

伊之助
「獪岳ほら!」

ア,ハイ

笑顔で腕を目の前に出すのは…うん

不甲斐ないばかりにすまん

伊之助
「炭治郎には言わないでおけよ
アイツぜってー泣くからな」

言わなくても匂いでバレると思う

チリン、チリン

獪岳(A)
「…わかっ、むぐ」

?口を塞がれた

??あれ、えーとこの手は誰だ?

目の前に全員居るよな?

玄弥
「待って、ください獪岳さん」



玄弥side

いきなり場所が変わったと

思ったら

何だよこの状況!?

獪岳さんは伊之助に噛みつこうと?

いや、俺の手は無事だからどうなって

伊之助
「あ?玄弥じゃねえか
あとカナエ」

カナエ
「これは…なるほど!
獪岳、状況説明はい!」

獪岳(A)
「むごご!」

いや!この状態で出来るか!

飄々とした鬼
「面倒くさーいと言いたい
なんで増えるんですか……ハァ…」

童磨
「百目鬼殿もしかして呼んだ?」

百目鬼
「困った様子だったのでえ」







カナエ
「そういうことだったのね」

玄弥
「すいません勘違いして」

愈史郎
「いや、勘違いじゃない
結局は血を飲ませるからな
で、どうだ?」

どうだ?とか言われても

……美味しい、とか思えない

凄い鉄の味が口いっぱいに広がるんですが

伊之助
「うまいのか?」

獪岳(A)
「いいや?」

伊之助
「まだまだ俺は大丈夫だからな
善逸にやっても良いくらい飲めよ」

獪岳(A)
「青い顔して何言ってる!?
これ以上はお前が倒れるだろ!!」

伊之助
「大丈夫だわ!余裕って言ってるだろ!!」

真っ青を通り越して黒い→←素敵な



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ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時

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