検索窓
今日:2 hit、昨日:41 hit、合計:2,857 hit

今日ばかりは ページ49

童磨side

童磨
「まさか
こうなるなんてねえ」

獪岳があの娘と祝言かあ

数年も立てばそうなるよね

巌勝
「行くぞ」

童磨
「せっかくの晴れの日に
巌勝殿、今日ばかりは仕事なんて」

まさか俺たちが日の下を歩けるようになって

獪岳の祝言を祝いに行けるなんて

巌勝
「…だからこそ私たちが居てはだろう」

童磨
「俺は獪岳に怖がられてないしぃ
私たちって言うか巌勝殿だけって言うかあ
あ、そんな怖い顔してたら幸せが逃げてしまうぜ巌勝殿!」

巌勝
「…私は行く」

ねずこ
「あれ?巌勝さんどちらに行くんですか?」

善逸
「巌勝さん兄貴に
まだ怖がられてるって思ってるの?
安心しなよ今じゃせいぜい苦手くらいだろうし」

巌勝
「しかし」



獪岳(A)side

獪岳(A)
「巌勝さん
祝いに来てくれたんですね
ありがとうございます」

正直、まだ苦手の域を出ないが

憎めない人でもあるんだよな

巌勝
「おめでとう」

ほら、ちゃんと祝ってくれる

行冥
「獪岳、妻を一人にさせてはいけない
さあ行ってあげなさい」

獪岳(A)
「はい!」




善逸side

善逸
「…ねずこちゃん
ちょっといい?」

ねずこ
「どうしたの?善逸さん」

はあ〜……此処ならいいよね??

結構、離れてるし

善逸
「……泣いてもいいんだよ」

言ってしまった!!

でも!ねずこちゃん兄貴のこと好き…

ねずこ
「………………え?」

ポロポロ…ねずこちゃんの頬に伝った涙が

悲しげに光って宝石みたいに落ちていった

善逸
「…ねずこちゃ」

やっぱり悲しくない訳なかっ

パァン

善逸
「!?」

ねずこちゃんが自分自身の頬を

両手で叩いた

真っ赤で痛そう!!て、何してんの!?

ねずこ
「善逸さん、私ね
獪岳さんのこと好きだよ

……今でも好き」

善逸
「ッッ…ならどうして」

祝言のお祝いなんか

ねずこ
「羨ましいよ獪岳さんのお嫁さんが
でも、獪岳さんが好きなのは私じゃない
羨ましいけど、この気持ちはまだ整理出来てないけど
お祝いしたかったの

…わたし」

ギュッ

いつの間にか抱きしめてて

でも後悔なんかしてない、だって

善逸
「ッッ俺が!!兄貴より幸せにする!!!
だから、だから俺と付き合って下さい!!」

ねずこ
「……ぜん、いつさん」








伊之助
「で、フラれたのか!」

善逸
「うるせー!!フラれてないもん!!
今は考えられないごめんなさいって言われただけなの!!」

伊之助
「フラれてんじゃねえか!」

善逸
「違ェっつってんだろ!!!」

終→←ありがとう



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 獪岳 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。