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沙代 ページ47

おかしい

善逸
「巌勝さん
一緒に行く相手がいないなら
俺がついて行こうか?」

巌勝
「……頼む」

善逸がおかしい…!!

は?え?善逸?

なんで仲良しになってっんのお前ら!!

この間の任務帰りからなんか距離が近くないか!?

童磨
「そんなところで何見てッッ……
獪岳の弟が
……まさか、ねずこちゃんから巌勝殿に鞍替え!?」

獪岳(A)
「意味不明なこと抜かすな」

仮にそうだとしたら俺はどんな面持ちでいればいい!?

絶対に近づけない相手にどう接しろと?

………………クソ

考えるな考えるだけ面倒なことしか

浮かばない

それより

童磨
「聞いて獪岳にアホって言われたー」

沙代
「獪岳お兄ちゃんは
そんなこと言わないよ童磨さん」

久しぶりに会えた

行冥さんに会いに行くという手紙をもらった時は驚いたが

ずっと反対していた沙代の育ての親も

根負けしたらしい沙代の願いが叶って

兎に角良かった

獪岳(A)
「大きくなったな沙代
今年でもう十四歳か」

あんなに小さかった沙代もすっかり年頃の女の子だ

沙代
「……うん
もうあれから十年もたっちゃった
でも、遅くてもやっと自分の言葉で行冥さんに
伝えに行けるよ!」

童磨
「え?行冥殿?え?年の差ちょっと有りすぎでは」

獪岳(A)
「ところでお前はなんで沙代と一緒に居るんだよ」

童磨
「ん?すぐそこで可愛い女の子が
獪岳の背中を熱烈に見つめていたから
声をかけたんだぜ!」

獪岳(A)
「見てたのか!?」

沙代
「うん」

……男二人を見つめている姿を見られたとか

いや、俺は善逸を心配していただけだ心配ない

沙代
「……獪岳お兄ちゃん
行冥さんの所まで手を繋いでいてほしいな」

沙代の手が震えてる

沙代
「……自分の言葉で伝えて
どんなに怒られても頑張れるよう、に
ちゃんと行冥さんの所に着いたら
手を離すからお願い」

獪岳(A)
「……」

沙代
「だめ?」

獪岳(A)
「何してんだほら、行くぞ」

駄目なわけないだろ

手を差し出した途端

ずっと不安げな表情をしていた沙代は

ほっとしたような顔をした

ギュッ

沙代
「……ありがとう」

獪岳(A)
「お礼を言われるようなことはしてねーな」

行冥さんが待ってる





童磨
「……俺とも手を繋いで?ッッ痛い!!」

バチン

童磨
「見た??沙代ちゃん今の見た??
手を弾かれちゃったぜ俺!!!」

獪岳(A)
「寧ろなんでテメェは着いてこようとしてんだ
とっとと任務に行けよ
仕事をしろ」

ありがとう→←全てを斬り捨てて



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ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時

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