素晴らしい弟 ページ45
そんな
しゅーんとした悲しい顔しても
無理だ
体がというか心が拒否反応を起こしてる
童磨
「こんなに震えて
いったいどんなにいじめられたんだい?
こんなに青ざめて…」
言えない
獪岳の方が前回の時に
頸と胴を泣き別れがいいか
鬼になるか
この世のものとは思えない凄い形相で
脅されたトラウマが心に染み付いて無理です!なんて
巌勝
「…死にかけるまで痛め付けた
無惨様のところに連れて来るように言われていたからな」
童磨
「うわあ
獪岳辛かったねえ、おーよしよし
俺はそんな残酷なことしないぜ
ああどんなに怖かったろう恐ろしかったろう
俺がいるからもう大丈夫だ
だから」
またかよ
獪岳(A)
「鬼にはならねえけど」
童磨
「やっぱり駄目?」
獪岳(A)
「うん」
童磨
「そっか
それはそうと
巌勝殿可愛いだろう?
懐いたらたまに素でうんとか可愛いい返事す…いひゃい」
ギヌヌ
お?余計なこと言う口はこれか?
凄いなこれどこまで伸び
ドスンと、空から鬼が降ってきた
童磨
「おお、倒し忘れてたかな」
扇を一振りするだけでバラバラにする童磨
…コイツが仲間で良かったな本当
二度と戦いたくない
行冥
「…すまない
吹き飛ばしてしまった」
獪岳(A)
「!行冥さん!!
此方に来てたんですね」
相変わらず頼もしい!
童磨
「あ、俺の獪岳が〜!
行冥殿に盗られた!!」
誰が誰のだって?このバカが
善逸
「ヒィィちょ、悲鳴嶼さん!!
一人にしないでッ…て兄貴!!」
獪岳(A)
「!善逸お前まさか行冥さんに迷惑を」
善逸
「かけてない!かけてナイです!」
行冥
「兄弟子の自慢話を聞かされていた所だ」
獪岳(A)
「は?」
ハァ?なに可愛いことしてんだ?
行冥
「ちょうど獪岳がこの前していた
弟弟子の自慢話もしておいた」
獪岳(A)
「ハァ!?」
善逸
「いやあ獪岳お兄ちゃんが
そんなに?そんなに弟弟子の俺のことが
自慢したいほど出来る素晴らしい弟ですし?
もう毎日でも自慢してくれていいって言うか?
ほら、本人ここにいるから言って?ほら?
獪岳おーにいーちゃーん♪」
獪岳(A)
「ッッ…!!!うるせえ!ニヤニヤすんな!!
自慢話なんかしてねえわ!!」
善逸
「はあ!?こ・の・耳でちゃんと聞きましたあ!!」
獪岳(A)
「俺は事実しか言ってねえ!!自慢じゃない!!」
善逸
「え?」
…
獪岳(A)
「兎に角!図に乗るな!!じゃあな!」
善逸
「いや、帰るとこ一緒だろ!?」
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時