真顔で言うか ページ44
あれから
また二、三週間後
無惨はまだ死なず
あの自称神と一緒に何処かの次元で
生きている可能性があるということを会議で知った
お館様たちとの会議で決まったことは
鬼
「ヒィィィィ!!
お前らどうして
こんなことをするんだ!?
同じ鬼だろう!?何故、人間を助ける!?」
生き残った鬼たちを退治することだった
上弦の鬼たちは一緒に鬼を滅することを選んだ
何故かは知らないが
各自思うところがあったようだ
鬼
「ギャアアアア!!」
ボトリ…と、今回の任務での
最後の鬼の頸が落ちた
相変わらず容赦ないな童磨
童磨
「どうしてって…
俺が聞きたいくらいなんだぜ?
殺されこそすれ、まさか日の光から庇われて
一緒に鬼退治してくれーって言われて!
アハハ本当に変だよね
獪岳もそう思うだろう?」
獪岳(A)
「本当、俺はなんでお前と居るんだよ」
童磨
「それは獪岳が
俺か巌勝殿かどちらかと聞かれて
俺と即答したせいだ」
だからなんでその二択なんだよ!!
獪岳(A)
「ッッせめて愈史郎か珠世さんが良かった」
童磨
「二人は今
炭治郎たちと一緒だろう?
それより君の弟殿どうにかしなよ
ねずこちゃんにお熱じゃないか!
お嫁さん盗られちゃうんじゃないか獪岳!
俺としては早く二人には子供を授かって欲しくて
…………て、聞いてる〜?」
あーーうるせえ
そもそもねずこは善逸の嫁確定……だ多分
俺に入り込む余地なんて……………………
な…………
いや、ナイナイ
淡い期待なんかするな俺!!
飄々とした鬼
「わ!!」
獪岳(A)
「うわ!!」
飄々とした鬼
「びっくりしました?
もーいけませんよ?
余所見していては貴方はまだまだ狙われるかも
なんですから〜獪岳様のあんぽんたん!
アホの自称神サマに
また眼をつけられないでくださいよ」
獪岳(A)
「あーはいはい分かった」
飄々とした鬼
「まー!!聞きまして?童磨様!」
童磨
「聞きましてよ!片手間な相槌ですこと!」
仲良しかお前ら
ん?コイツが此処に居るってことは
巌勝
「……獪岳、……ぁ」
ヒェッッ背後に居る!!
バッ
童磨
「あ、俺の後ろに隠れた……
もお巌勝殿、獪岳を驚かさないでくれ
可哀想じゃないか!
おーよしよし、怖くな…
顔は怖いけど中身はそこまで怖いな……あれ
巌勝殿どうにか見た目も心も怖く無くなってから
出直して来たほうがいい」
巌勝
「……真顔で言うか」
童磨
「……揺るぎない事実だからね」
巌勝
「……そうなのか」
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ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時