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人間だ ページ35

白い烏side

白い烏
『アハハ
だいぶ少なくなってきたみたい
でも愛し子の大切なモノは頑丈なのが
多いなあ……無惨ちゃんピンチだし


ん?………………は?
何でアレが此処に在る?』

長い間見かけなかった

アイツの黒い羽が其処に在る

珠世
「やっと見つけました」

白い烏
『……どういうつもりだ』

今さら導かれることなど無い

珠世
「ずっとずっと疑問だったことがある
貴方は世界の制約だと宣うがそれは違うのではないかと
貴方は本当は」

白い烏
『まだ……アイツは来てない
なら、お前を倒せば良いだけだ』

珠世
「貴方は愛し子と言う
己と似た境遇の者たちを愛で続けた
還らねばならない場所があるの言うのに
貴方は神ではない

貴方は」

白い烏
『神だ
その血だって流れてる
此処に来てまだまだ自分に眠っていた
能力が開花しただけの神だ』

珠世
「いいえ」

白い烏
『神だって言ってるだろ』

珠世
「違う」

白い烏
『何が違う』

珠世
『貴方は只の




人間だ』


………………うるさい

うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい

人間だと?人間なら何故こんなにも

異常なんだ

もう神でも良いだろう?

思い出せても自身が何故そうであったかを

失ってしまった

白い烏
「……昔なんてどうでも良いだろう」

今が大事であれば

珠世
「そう
先にいくのはどちらか見物ね」



「カァアア!!!カァアアアアアア!!!」


一際大きな声が聞こえる

白い烏
「生憎、逝くのは君の方だ」



獪岳(A)side

!!

地中に入って行かれる前に

斬り捨て続けているが炭治郎たちが

限界だ

鬼である自身はある程度は

回復能力があるからバテたりしないが

普通の人間にとって

この以上とも言える

守り続けなければ殺されてしまう一般人を

守りながらの戦闘はまさに地獄だ

無惨
「…」

真顔だが逃げたくて

しかたかない

くるり……と背を向けて無惨が

"テケテケ"の如くカサカサと

暗闇に消えて行こうと走り出した

この場合走ったという表現でいいのか

分からないが、正直言って気持ち悪い

怖すぎる上半身だけの男が

手だけでカサカサと逃げていくのは

獪岳(A)
「雷ノ呼吸 壱ノ型 霹靂一閃!!」

ドサッという音と共に無惨の体が地面とこんにちはした

腕を斬り飛ばしたが

一体何処に逃げようと言うのか

逃げられはしない

獪岳(A)
「無惨、お前を殺したい奴は此処にいる
そう簡単には逃げ出せねえ
覚悟を決めろそして受け入れろ」

そうなる→←斬られた俺より



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ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え?終わってないだろ?いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(゚ー゚*){タブンハッピーエンド (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年7月21日 23時

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