櫛灘 ページ33
村田side
白い烏
『……シリアスが
シリアルってね…………
無惨ちゃーん！遊んでないで終わらせないと
僕だって手を貸すのギリギリなんだから
ハァ、仕方ないなあ
"其所の君ちょっとお手を拝借"』
俺に向かって
気味の悪い烏が嗤った
村田
「え？」
グサッ
アイツの言葉を聞いた瞬間
俺の刀は冨岡の足を刺していた
義勇
「ッッ……ぐ！！
村……田何を」
村田
「違う！！いや、違わないけど！！
とみ、冨岡！！違うんだ！！」
勝手に、勝手に腕が
白い烏
『違うって刺したのは君でしょ？
酷いなあ刺しておいて違うってえ
君もそう思うでしょ？義勇ちゃーん
"君の手も借りるよ"』
義勇
「ッッ！？」
ザシュ
斬られる！！！
……
…………あれ？
斬られてない？
じゃあ、一体誰が
伊之助
「がはあ……ッッ
半々羽織なにしてやがる！！
敵は此方じゃあねえだろ！！！」
しのぶ
「伊之助くん！！！」
嘴平が蟲柱を守ったのか！
腹におもいっきり刀が刺さってる
義勇
「気をつけろ
あの烏の声を聞くな！！」
伊之助
「あ"あ！？声だと」
聞くなって言ってるのに
烏に向き合おうとするなよ！！
白い烏
『蝶の君
"君の手を借りるよ"』
しのぶ
「ッッ！！
手が……かってに……！！」
真っ青な顔をしている蟲柱
その手は刀を動かしている
カチャカチャと刀と鞘の音
しのぶ
「くっ、毒か
皆さん離れて下さい！！」
カナヲ
「…！！」
白い烏
『アハハ楽しいなあ
ねえ、そう思うでしょお坊さん
いや行冥さん
"君の手を拝借"
愛し子が頼りにしてようが関係ない
特別な所なんて何処もない
君も所詮は人の子だ』
勝てない……
こんな化け物にどうしたら勝てるって言うんだ
獪岳(A)side
肥河
「獪岳、僕と一緒に攻撃しよう
君に合わせる」
獪岳(A)
「わかった」
なら、有一��と仕掛けるから
そのあとで
肥河
「獪岳？」
愈史郎
「獪岳、一応言っておくが
聞こえてるのは俺と多分無惨だけだぞ
見つめあっただけで分かるわけないだろ」
…………
獪岳(A)
「有一��と仕掛ける
その後、頼んでいいか」
肥河
「ああ」
有一��
「霧ノ呼吸 参ノ型 霧散の飛沫」
獪岳(A)
「雷ノ呼吸 参ノ型 聚蚊成雷」
ズババババババ
無数の触手を斬り刻みながら進む
無惨
「チィッッ……蛆虫どもが！！！」
！！何だこの触手の量は
斬り捨てたものが体に巻き付いてくる！！
クソ、皮膚を食い破ろうとしてやがる
肥河
「血鬼術 櫛灘」
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ゆめのなか(プロフ) - 皆様、今で御愛読頂き誠にありがとうございました (2022年11月3日 22時) (
レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 夢小説もついに完結しました(*^^*)え？終わってないだろ？いえいえ後は皆様のご想像にお任せの世界線ですとも(ﾟーﾟ*)｛ﾀﾌﾞﾝﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ (2022年11月3日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめのなか | 作成日時：2022年7月21日 23時
