生まれ変わったらクズでした…13

振り向いて ページ17

義勇
「俺たちが援護する」

獪岳(A)
「……義勇、それよりもお館様の所へ行ってくれ」

行かせるのは愚行に等しい

それは分かっているが此処に残ったとして

あの無惨の攻撃を善逸と二人で

皆を守りながら尚且つ勝てる見込みがない

炭治郎
「獪岳兄ちゃん、善逸
俺も二人と戦う」

……炭治郎

しのぶ
「炭治郎君、私たちと行きますよ
私たちでは足手まといになります」

炭治郎
「……それは」

無惨
「私の目の前で楽しく会話して
そんな暇があるとは驚きだな馬鹿にしているのか
この私を」

ッッ！！

善逸
「炭治郎！！」

スパリ……と

切り落とされた腕は善逸のだった

炭治郎
「善逸！！」

ゴト、と落ちると同時に

無惨の数多の触手が襲いかかってくる

防ぎきれるか

善逸
「ッッぐ、霹靂一閃・神速」

速い！連続であの速さを維持して

何度も繰り出している……お前そんなこと出来たのか

だが完全に防ぎきれてはいない

獪岳(A)
「参ノ型 聚蚊成雷」

ッッ……ぐう、チィ……！こっちも全部防ぎきれはしないか

義勇
「拾壱ノ型 凪……グハッッ……かは」

しのぶ
「冨岡さん！！」

義勇もしのぶさんを庇いながら

受け流そうとしているが大分間に合っていない

このままじゃ死ぬ

無惨
「この程度か
鬼にした所でしれているな
柱と言っても大したことはない」

獪岳(A)
「俺の後ろに、いや、間合いに入れ義勇、しのぶ姉さん
善逸！！炭治郎を絶対に」

善逸
「ッッ分かってるよ"！！
炭治郎、このまま離さないでいろよ！？
ああ！！もう！！
とんでもなく痛い！！」

炭治郎
「ッすまない無理そうだ」

善逸
「霹靂一せ…………はい？？？」

炭治郎が空中に放り出された

善逸が連続で技を出したせいで

腕力がもたなかったみたいだ

まずい

無惨
「まずはお前からだ」

ガキィンギィンキンッッ…

真菰
「水流飛沫・乱！！」

蜜璃
「揺らめく恋情・乱れ爪！！」

炭治郎
「真菰！甘露寺さん！」

間一髪の所で二人が来た

蜜璃
「良かったああ！！炭治郎君大丈夫？
貴方ね！酷いことするのは！ぜんぜんキュンとしないわ！
私、怒っているんですからね！」

真菰
「貴方が鬼舞辻無惨ね」




白い烏
『さて
どうやったらあの子は
振り向いてくれるかな？」



飄々とした鬼side

肥河
「ッ……」

飄々とした鬼
「死にかけとは面白い
何があったんですか？肥河様、産屋敷様
虫の息とはこのことを体現して遊んでいるのでしょうか？」

肥河
「殺さなぎゃ」

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