生まれ変わったらクズでした…12 (ページ10)

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勝手なことページ10

無惨side

何なんだコイツらは

つまらぬ喧嘩をしているから

今だと攻撃すれば

仲良く反撃して……気持ち悪い

飄々とした鬼
「腐った死体の目玉野郎は
どうして邪魔ばかりするんです？
死ねよ」

童磨
「うるさいなあ君こそ死ねばいいじゃないか
それで皆幸せだぜ？」

飄々とした鬼・童磨
「「は？」」

飄々とした鬼
「だいたい！
だいたいアンタが面倒なごとばかりするせいで
此方に皺寄せが来てるんです！
少しは自重しろこの頭の中天国男！！」

童磨
「可哀想に！！天国だ地獄だって
そんなものありはしない！
ありはしないんだよ！
そんなものにすがらないと生きて行けない人達のために
俺は教祖をしているだけだぜ！」

飄々とした鬼
「うわー！うわー！言っちゃいましたよこの教祖ー！！
天国も地獄もないって言っちゃいましたよ！
教祖としてあるまじきこと言っちゃいましたよ！
皆さんどう思いますー？？？」

鬼殺隊員
「喧嘩するなら他所でやれ」

鬼殺隊員２
「こっちは命懸けなの！邪魔しないで！」

この人間ども気づいていないのか

先ほどから守られていることに

ついでか知らんが

攻撃する度に人間どもに当てようとする攻撃も弾かれる

忌々しい

お前たちは鬼だろう

飄々とした鬼
「だそうですよお～？？」

童磨
「？そうなのか！
でも俺にじゃなくて君に言ってる言葉だと思うけどなあ！
嫌われ過ぎてていっそ憐れっていうか！はは！」

食糧にしかならんものに

こうも絆されよって

何がそんなに良いのか分からんな

………………ッッ！！

無惨
「百目鬼！！勝手に何をしている！！！」

飄々とした鬼・童磨
「「！！」」

無惨
「ッ鳴女！ああ！勝手なことをッッ……！！！」

何故勝手なことをする

誰が許可した？言ってみろ？

「勝手に動いたことはすいませんわ
ちょうど良いところに居らしたので
助けて貰おうと場所を交換しただけですわ
もしかして死んでしまったのですか？
まさか上弦とも有ろう方が死にはしませんでしょう？」

黙れ！！即刻

飄々とした鬼side

飄々とした鬼
「…問題発生のようですね」

何処からバレたか知らないが

鳴女が死んだことは間違いないか

近くで飛んでいた目が塵になっていく

此方に引き込むのに少々骨が折れたのに

引き込むと言っても

脳味噌を弄って洗脳しただけだけど

呆気ない

困ったことになった戦況を詳しくは知れない

童磨
「ちょっと今、攻撃した方が良いんじゃないかな？」

この馬鹿と遊んでる場合じゃないか