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別の子にしただけさ ページ48

お館様side

白い烏
『約束ごとじゃないんだよ?
ちゃんと分かってるのかな?
君たちって我が儘過ぎて呆れるよ』

肥河
「いきなり呼びつけておいて
話すことがそれですか
『僕の言うことを聞けば生きたいように生きれる』
なんて言ってた癖にぜんぜんそんなことなかった
貴方に会ってから悪い方に向かってるみたいだ」

不満げ此方を見る

白い烏
『そっちも何か意見あったりする?』

お館様
「獪岳のことは」

白い烏
『あーはいはい
その話は受け付けておりませんから
違う質問で、ね?』

答える気などないと嫌そうにしている

お館様
「いきなり拐っておいて……
では、あの下弦の伍について教えてもらえるかい?」

どう考えても知り合いのようだからね

白い烏
『壊れちゃった愛し子のこと?』

肥河
「壊れた?」

白い烏
『そうだね
あの中身の一人はそうだった子だよ
他の世界で壊れちゃってどうしようかなって思ってた
そんな時に新しい愛し子を見つけてね
その世界は終わらせて此処に来たわけ
ついでに元愛し子ちゃんはそこら辺の子供へ転生
なんて優しいんだろう僕』

お館様
「優しいのかな?それは」

白い烏
『え?優しいに決まってるでしょ
その世界ごと消すことも出来たのに
わざわざ面倒な転生までしてあげたんだから
それより今度の愛し子はどうにか魂を解離させないと
余計なのが熔けかけて気持ち悪い
誰かに憑依させるにしてもこんな例
前例すらないから
殺して魂が解離出来ないなら
この世界も終わらせるか放置するかしないとね』

肥河
「終わらせるのと放置に何か明確な違いでも?」

白い烏
『あるよ
そもそもないとおかしいでしょ
終わらせるのは人が全員鬼にとかーまあそんな感じ
あー、この世界終わらせるのは現実的じゃないし
放置になるけど
僕の手から全部放れるそれだけ
何千年後最終的に世界が端から壊れてって消えるまでそのまま
この世界の行く末を見たいっていう
奇特な神が引き継がない限り最終的にさようならバイバイ』

肥河
「どうして貴方の言葉に耳を傾けたのだろうか
偽りだらけの貴方の言葉に」

白い烏
『今はどうかな?
これも偽りだと思う?
それともやっと真実かな?』

肥河
「真実なら許さない
獪岳はおもちゃじゃない」

愛し子を玩具としか見ていない

この自称神は

何処まで傲慢なのだろう

肥河
「あの時に殺すべきだった
貴方が寺の周りを飛び回っていたあの時に
話かけられても無視すべきだった」

白い烏
『それなら別の子にしただけさ』

互角→←変な人



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ゆめのなか(プロフ) - 生まれ変わったらクズでした…13が出ました良かったら続きをご覧下さい( ノ^ω^)ノ (2022年7月22日 0時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2022年4月12日 21時

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