生まれ変わったらクズでした…12 (ページ47)

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変な人ページ47

あれから

暫くたつが誰とも会わない

と思ってたら唐突に何処かに走り出す奴がいるな

ガシッ

獪岳(A)
「善逸、何処に行くつもりだ」

善逸
「兄貴あっち！ぜっっっったいに！
今度こそぜっっっったいに！！
ねずこちゃんとアオイちゃんその他もろもろがいるから！
ねッッ！！早く迎えに行こうよお！！」

義勇
「……意味不明なことを言うな」

実弥
「憶測で動こうとすんなァ」

小芭内
「居なかった場合お前が責任をと」

杏寿郞
「そうか！では急いで行かなくては！
先に行っているぞ！」

ダダダダダダダ

止める間もなく行きやがった

獪岳(A)
「仕方ねえ…………か
チッ、オイ行くぞ愈史郎」

愈史郎
「珠世様は居るんだろうな？」

獪岳(A)
「……あー、多分

居ねえな」

善逸が名前を口にしなかった

愈史郎
「……それ
俺が行く意味あるか？」

そんな真剣な顔して見つめられても

獪岳(A)
「迷子防止だ
義勇、実弥、小芭内さん行くぞ」

真菰side

炭治郎
「カナヲ大丈夫か？」

カナヲ
「うん、炭治郎は？」

炭治郎
「俺は大丈夫だ
カナヲは凄いな！
俺が苦戦してる間にあんなに大きな鬼を倒して」

カナヲ
「そ、そうかな」

炭治郎
「ああ！」

あーー我が弟(弟子)ながら

兄(弟子)の天然たらしを受け継いでまあ……

それともあの子が炭治郎の本命なのかなあ

カナヲちゃんが妹かあ

うん、いいね

カナエ
「かわいいわね」

しのぶ
「姉さんに同意」

真菰
「かわいいは正義」

玄弥
「え？…………な、何事？？？」

ついさっき近くを通った玄弥が

私たちの呟きを聞いて困惑してる

真菰
「可愛い奴らめ」

玄弥
「……唐突に兄ちゃんに会いたくなってきた」

童磨side

容赦ないぜ

百目鬼
「私たち見事に蚊帳の外ですわねえ」

俺、めちゃくちゃ吹き飛ばされた

童磨
「と言うか
なんで君まで吹き飛ばされて……あーなんでもない」

百目鬼
「お察しの通りですわあ」

童磨
「お互い嫌われてるね
そろそろ戻ろうかな
ね、あっちまで送って」

百目鬼
「良いで……
駄目ですわあ」

童磨
「やっぱり？じゃあ」

百目鬼
「…貴方はどうしてそちら側へ？」

童磨
「面白そうだから？」

百目鬼
「変な人」

童磨
「急な悪口！
君まで意地悪か！じゃあね！」

…

…

…

童磨
「血鬼術蔓蓮華」

今度こそ捕まえる

無惨
「無駄なことだ」

ズバズバズバズバ

駄目かあ全部切られた

行冥
「岩ノ呼吸壱ノ型蛇紋岩・双極」

俺も殺す気だね