生まれ変わったらクズでした…12 (ページ46)

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かすり傷ページ46

愈史郎
「……チｯ…………むぐ
ほほをふはむな」

獪岳(A)
「……チッ？
悪いのはこの口か？あ？」

愈史郎
「……すまんひゃっはって」

すまんかったて言うくらいなら

この状況を作り出すな

有一郞side

無一郞……

有一郞
「絶対に大丈夫だ」

無一郞
「……兄さ、ん僕」

俺が絶対に守る

有一郞
「寝てろ」

無一郞
「……死ぬ……か、な？」

ッッ……

有一郞
「ふざけたこと言うなよ！！」

無一郞
「父さ、んと母さんに怒ら……れちゃうよね」

小鉄
「分かってるならとっとと良くなってください
理由も分からず落っことされたんですよこっちは
元気になったら一発殴ります」

実際にこれくらい殴ると

動作まで見せてくる……ひょろひょろ過ぎて

え？絶対痛くないだろコレ

無一郞
「小鉄…絶対にそ、れ痛くない……ふふッッケホケホ」

珠世
「あまり無理しないでください
あと、小鉄さん手加減してあげてくださいね
治ったとしても内臓の損傷は
目に見えないものです」

なほ
「やさしくです」

きよ
「しのぶ様に怒られますよ！」

すみ
「すっごく怖いんです」

小鉄
「……しょうがない
ご飯を奢るで許してあげます」

飄々とした鬼side

これはこれは

猫鬼
「見事だった！」

飄々とした鬼
「……そう言う割には消えませんね」

体は崩壊したというのに

錆兎
「ゲホ…………無事か」

アオイ
「……ッッはい！」

猫鬼
「頚だけになってしまった！」

飄々とした鬼
「いや、だから……ッッら」

ズバズバズバアン

コロコロと視界が変わる

……斬られたか

黒死牟
「……消えていないな」

猫鬼
「！黒死牟様！
どういうわけか生きております！
また会えて嬉しいです！」

黒死牟
「そうか……
回復するまでゆっくりしてるといい
私が……相手をしよう」

飄々とした鬼
「…………ふうーーーーーー
逃げてください」

錆兎
「何だと！」

飄々とした鬼
「お邪魔なのが分かりませんか？
あ、すいません
わからない残念な方たちだと言うことを失念していました！
ねずこさんと貴方の師匠このままでは
死にますよ」

錆兎
「……分かった」

アオイ
「何を考えているのか知らないけど
……さようなら」

…

…

……

行ったかな？

飄々とした鬼
「死ななければ全部かすり傷
…痛い痛くないかは別問題

さてさて俺と遊びましょう」

黒死牟
「……お前と遊ぶつもりなどない」

飄々とした鬼
「アハハッッ…正直な方だ
童磨様とは大違い

全く好きになれそうにない」