生まれ変わったらクズでした…12 (ページ33)

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任せたページ33

小鉄side

あああ！！どうしよう！

すみ
「小鉄さん、おちついてください」

きよ
「きっと大丈夫です」

なほ
「獪岳さんたちならきっと！」

小鉄
「わ、わわわかっています！
これは、その、むしゃ武者震いというやつで」

有一郞
「むしゃむしゃ震い？」

！？

小鉄
「のわーーー！！！
急に驚かすとか何すんだこの髪の毛ワカメ！！
無事で何よりですこの野郎ーー！！！」

ぐわしッッ……

コイツ頭掴みやがった絶対仕返しする許さん

有一郞
「……ハァ」

ナデナデ

？？？？

小鉄
「何故、もう一度撫でるんですか？とち狂いました？」

有一郞
「俺は撫でるの初めてだけど？
誰と間違えてるの？分かってるけど敢えて聞いた意味分かる？
……とりあえず男気は有るみたいだから
そこだけは評価してやろうと思った
で、無一郞何処？」

小鉄
「有一郞さん？
え、あ無一郞さんは彼方で…て
アンタら毒舌なのは治して本当に」

無一郞さん大丈夫かな

………………ドオオオオ

有一郞
「！！……胸騒ぎが…………行ってくる
じゃあね」

シュン…ザッザッ

小鉄
「待って！
…さっきの筋肉ましましより遅い？？
あれ？」

すみ
「余計なこと言うと後からが怖いですよ！」

きよ
「しー！です！」

なほ
「これからどうしましょう」

善逸
「も"ぉ"おお"おお"！！
待っ待ってくれよお！！
あ！伊之助！！そっちじゃないでしょ！？
止めろって！！わざわざ鬼の軍団に突っ込もうとしないで！？
命が百個有っても足りなくなるわ！！！」

伊之助
「うるっせえ！！
こっちに行……？この感覚は
あっちだ！！あっちに行こうぜ上だ！！」

お館様
「伊之助、此処は敵地だから油断しては」

すみ・きよ・なほ
「「「お館様！！」」」

え、お館様ってなんで此処に？？

珠世
「小さなお嬢さん方まで此処に…大丈夫でしたか？」

ウワーキレイナオネサンダナー

っは！！思考を放棄してる場合じゃなかった！！

伊之助
「強ェ奴が居る！！」

村田
「よせ！！お前まで行こうとするな！！
お館様の守りが薄くなるだろうが！！」

……ゴオオオオ

善逸side

……兄貴の音がする

呼吸、声、技を放つ時の刀の動作音

鬼になってしまった後まだ会えてない

炭治郎は大丈夫とか言ってたけど

愈史郎とか言う奴の音はしない

善逸
「…………兄貴
伊之助、お前は此処に居ろ」

伊之助
「はあ！？指図すんじゃ」

善逸
「任せた俺は行かなきゃいけない頼んだぞ！！」

伊之助
「あ！！オイ！待てやゴルァ！！」