生まれ変わったらクズでした…12 (ページ21)

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何でもネエデスページ21

義勇side

愈史郞
「オイお前が動け」

童磨
「どうしてかな？」

しのぶ
「動けって言ってんですよこのクソ野郎が」

愈史郞
「そこの醜女もどっか行け」

しのぶ
「あら目が節穴の鬼が何か言っているようですね！
ね？冨岡さん！！」

義勇
「…」

愈史郞
「チッそこの死んだ目の奴も動けどっかに飛ばされろ」

獪岳、錆兎、真菰……今ものすごく会いたい

ものすごく

この状況が耐えられない

やはり俺は弱いな…炭治郎でもいい来てくれ

なるべく早く胃がねじ切れるかもしれん

なんだこの異様な空間は

義勇
「お前が動けばいいだろう」

愈史郞
「珠世様以外が指図するな！！
俺は此処で動いて危険地帯に飛ばされでもしたら
珠世様に会う前に死ぬなどという
アホなことになるかもしれないだろう！！
だからお前たちがどっか行け！！」

その珠世様は探しに行かなくていいのか

危険地帯に本人が居るなら

助けに行ってやった方がいいのでは

考えていることが分からない

ドサッドサッ

実弥
「何だァ今度はど…チッ」

小芭内
「冨岡が何故此処にいる？」

義勇
「此処が地獄か」

皆
「「「「「は？」」」」」

獪岳どうか助けてくれ

と言うか動いてもう一度獪岳と錆兎の所に

飛べばいいのでは？

ならば早速この地獄から抜け出そう

ビュン

ドサッ

さて一体何処に

蜜璃
「キャア！冨岡さん！！」

カナエ
「怪我はないかしら？良かった音がいつ鳴り止むか
分からないけど、じっとしていましょうね」

義勇
「良かったマシだ」

さっきよりは

カナヲ
「……ましって？何のことですか？」

真菰side

あれ何か義勇これ大丈夫かな？

炭治郎
「真菰…ぐえ、あ、あのそろそろ離して欲し」

真菰
「動いたら移動しちゃうから我慢だよ炭治郎」

炭治郎
「頑張る！！」

玄弥
「あ、あののの……モゴモゴ」

真菰
「？何かな？」

玄弥
「ッッｽ……何でもネエデス」

真菰
「？そう」

炭治郎
「玄弥、恥ずかしくても頑張ろう！！
俺は俵担ぎされてるが玄弥は片手抱きされてる
状況は一緒だ！！」

玄弥
「ッッ俺が兄ちゃんに見つかっても
同期や他の先輩に見つかってもお前より恥ずかしいのは
変わらねえが！？！？」

獪岳(A)side

獪岳(A)
「…何か嫌な予感がする」

錆兎
「…奇遇だな俺もだ」

獪岳・錆兎
「「義勇何もないといいんだが」」

アオイ
「？？？水柱様は幼児か何かですか
まあ迷子であってますけど」

鱗滝
「……心配ではあるな」

ねずこ
「…ぅ、うん！」