冨岡は！？ ページ32
村田side
ガラリ
冨岡が居る部屋の前を通ろうとしたら
戸が開いた
義勇
「……やる」
ポトッ
村田
「へ？」
頭に爽やかな香りと花びらが……て
ねずこ
「むう！」
村田
「花冠！？」
おいおいおい！
どういうことだ！？
義勇
「……嬉しいか？」
ねずこ
「むん！」
炭治郎の妹に「嬉しいか？」じゃないだろ！
炭治郎の妹嬉しそうだけど
そして何故、俺に花冠を被せた！？
善逸
「いいないいな羨ましいなあオイ
ねずこちゃんが手作りした花冠を
どこぞの馬の骨が貰いやがって…チッ」
我妻ァ！！お前ッッ俺、先輩だぞ！？
村田
「我妻、俺一応先ぱ…」
善逸
「ア"！！？それが？！
それがな…いだいだい！？」
ギュウウ
あ、冨岡に頭鷲掴みにされてる
義勇
「…敬え」
善逸
「イダイイダイ！！！敬えッッて！？
冨岡さん怖ッッ兄貴助けて！！」
いや、獪岳は蟲柱のとこだろ
伊之助
「ツヤツヤのドングリ
こうやれば花輪に入れられんのか？」
カナエ
「そうよ、うふふ！
きっと、しのぶも喜ぶわ！」
伊之助
「当たり前だ！
此処らで一番ツヤツヤのドングリだからな！
きっと腰抜かすぜ！」
カナエ
「ええ、きっと！ねえ？カナヲ」
カナヲ
「そうですね」
此方は平和だな〜
と、急がないとな
村田
「冨岡と、炭治郎の妹
花冠ありがとうな！
俺は蟲柱様のとこにこの薬品持って行かないと
いけないからまたな！」
義勇
「またな」
…
…
…
にしても、驚いたよな
何年も行方不明で死んだと思ってた
蟲柱のお姉さんや、風柱の兄弟子だっけ？
生きてたなんて
信じられないと思ったけど実際会ったんだ
"影"として鬼殺をしていたのには
驚いたよ全く
まだ何人かは時期が来たらお館様が柱に
紹介するそうだ…俺とは関係ないよな
村田
「…時期的に無理か」
最終選抜で出会った
冨岡と一緒にいた宍髪のアイツ…
関係あるはずがない
だって"影"が活動し始めたのは
それより後なんだから
村田
「生きてるわけないよな……」
錆兎
「……い、がく！」
ん？
誰か廊下で抱きあってる？
しかも、蟲柱に届ける荷物を置く部屋の前で！
はあ、よしてくれよ
というか、よく怒られないな
此処は俺が注意しておくか
村田
「おい、君たちこんなところ…で……！？」
見覚えのある宍髪…まさか
錆兎
「！！お前は、最終選抜の時
義勇を見ててくれた」
生きてる！？
いやそれより
なんか感動的な場面みたいだけど冨岡は！？
なあ！冨岡あっちに居たけど！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめのなか | 作成日時：2021年6月13日 21時
