検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:9,516 hit

柄のない刀 ページ4

黒いひよこ
「に、きたのか」

蝶文様ひよこ
「私が来ては
不味かったでしょうか?
敵とか味方がどうとかお話していたようですが」

白黒ひよこ
「…いったい何処から話を聞いてたんだか」

蝶文様ひよこ
「最初から全部と言えば分かるでしょうか」

自分はともかく

炭治郎や善逸は気づいてそうなものだが

炭治郎
「すまない獪岳兄ちゃん
着いてきてることは何となく匂いで分かってた
けど、ひよこたちのこと
はっきり敵だと思ってなくて…すまない」

善逸
「悪意があるような音が全然しなかったんだ」



獪岳(A)
「…悪意があるような音」

それがしないなら味方と考えるべきか?

善逸
「初めて会った時からしなかった
何か隠してるような音がしてもそれ自体は
生きていれば誰にでも当てはまることだと
思うからさ…」

蝶文様ひよこ
「ピヨ
悪意がある…訳ではないですね」

黒いひよこ
「…たすけてくれるのか」

大丈夫そうか?

味方になってくれるなら

大いに助かるが

蝶文様ひよこ
「ええ、助けます
当たり前じゃないですか」

黒いひよこ
「に」

蝶文様ひよこ
「ちゃんと貴方たちが罰を受けてから
また貴方たちを受け入れます」

大丈夫じゃないな

獪岳(A)
「……そうか
なら、仕方ねぇなお前は敵だ」

蝶文様ひよこ
「私は味方だなんて最初から言ってませんよ
まあ、敵だとも言った覚えはないのですけど
私たちの本質はただの説明係なので
度を越していれば正さなければいけません」

白黒ひよこ
「…よく言うよ
鬼の腹の中に招待しておいてさ」

蝶文様ひよこ
「この遊びの性質上必要なことですよ
それに時を共にすればするほど情がわくのは
仕方ないことです
…………怨みもそうでしょうが」

!!

雰囲気が昔のしのぶさんみたいだ

カナエさんが失踪した時と同じ

柄のない刀に似ている

白黒ひよこ
「前任のことはカイたちに
何の関係があるって言うの?
僕の前任だって……同じだった…
…最初は僕も似たような考えのひよこがいて
嬉しかったよ
けど、僕とは違って意志を継ぐなら
お門違いも甚だし……いんじゃない?」

蝶文様ひよこ
「確かにそうなのかもしれない
でも許せないでいるのもこれも事実なのですから
心と言うのは厄介なものです
私は前任のように人を手放しに助けようなどと
思えません……貴方たちを失うつもりもない
死ぬ想いまでして助けようなんてやめて下さい」

黒いひよこ
「……おれはおれのいしにしたがう」

白黒ひよこ
「悪いね弐さん」

もっと→←鬼の腹の中



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 獪岳 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめのなか | 作成日時:2021年6月13日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。