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生まれ変わった次の生 ページ26

白い烏
『わーい
僕の可愛い子ちゃん♪グベッ』

バチン

肩に不快なモノが乗っかったので

ぶっ叩いた

……すっきりしねえ

獪岳(A)
「……やっぱ存在ごと抹消した方がいいか?」

白い烏
『きゃあ☆こわーい!
そんな何人も殺してきたみたいな顔で
睨まない睨まない♪ね?』

堕鬼
「……なにこの気色悪い鳥」

妓夫太郎
「何だろうなあああ
気持ち悪いの時限が違い過ぎて
…………好きになれねえなああ」

白い烏
『そんな真顔て』

一瞬スンッみたいな顔をしやがって

だいたいこの反応が正常だろ

白い烏
『……ねえねえ♪
ぎゅーちゃんうめちゃん
来世があるならどうしたい?』

堕鬼・妓夫太郎
「「は?」」

白い烏
『ぎゅーちゃんは鬼になりたいんでしょ?
うめちゃんも?』

堕鬼
「当たり前でしょアタシとお兄ちゃんは
いつも一緒なの離れるなんてあり得ないわ!」

妓夫太郎
「梅……」

白い烏
『ふーん?』

ふーんて

獪岳(A)
「……お前なんで生きてんの」

白い烏
『心の声が駄々漏れしてるぞ☆
いや、なんかゾクゾクしてきちゃったお』

獪岳(A)
「……」

白い烏
『軽蔑し過ぎて無言になってるフフッ♪
寧ろご褒美だどんどんこおい☆ミ』

堕鬼・妓夫太郎
「「……」」

同じ気持ちなのか

分かる……気持ち悪過ぎる

しのぶ
「お館様に言って鎹鴉を替えて貰いましょう
その子はゲスメガ……げふんげふん
前田さんに譲って差し上げればいいんです」

伊黒
「胡蝶、もうほとんどゲスメガネと言っているぞ
だがその件に関しては俺もお前に同意だ
寧ろ前から嘆願しているが一向に後任が
決まらない…俺の信頼出来そうな鴉を
推薦していたにも関わらずだ」

煉獄
「伊黒もか!俺も獪岳の鴉に関しては!
推薦しているものがいる!」

カナエ
「私もよ」

真菰
「あ、皆同じ考えなんだ」

錆兎
「そうだろうな」

宇髄
「?派手で良いじゃねーか!
白い鴉なんて他の奴らと見分け付けやすいしな」

獪岳(A)
「存在価値が色分けだけ……ハッ」

白い烏
『ハハハ
ハァ、まあその話は川に捨てといて』

勝手に捨てるな

白い烏
『ぎゅーちゃんは僕のこと…
と言うより創造神様のことが嫌いなんだよね?』

妓夫太郎
「??そ、創造神?」

白い烏
『僕は愛し子を何人も抱える気はないんだ
だけど、愛し子が望むなら
出来るだけ叶えてあげるよ
無理はあんましないけど☆
生まれ変わった次の生は獪岳と姉弟になるかい?
あ、それとも兄妹?」

獪岳(A)
「えッッ??」

地獄の沙汰は置いて→←皆が幸せな世界



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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2021年6月13日 21時

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