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う、そ… ページ22

しのぶside

ずっと聞こえている

この声は一体何なんでしょう?

それに

しのぶ
「伊黒さん
あの鳥居何だと思います?」

伊黒
「歌が聞こえはじめてから
出現した以外何も分からん
そもそもあの飄々とした鬼め
何処に行った
これでは上弦の陸を倒した意味がない
アイツを斬らねば獪岳と煉獄を助けられないでは
ないか」

しのぶ
「伊黒さん、
一応炭治郎くんたちも数に入れてあげて下さい
可哀想ですよ」

伊黒
「入れてどうする?
獪岳と煉獄なら死なないかもしれんが
恐らくはこの上弦どもより
手強いのは明白の鬼だ」

ガンッ

堕鬼
「ギャア!!
蹴った!!アイツ!アタシの頭を蹴った!!
お兄ちゃああん!!ァアァア"ア!!
どうして助けてくれないの!!」

うるさいですね

妓夫太郎
「やめろやめろやめろ!!
俺から取り立てるな!!
俺の妹をいじめるな!!」

しのぶ
「貴方はやめろと言われて止めたのですか?」

虫酸が走る

妓夫太郎
「は?」

しのぶ
「貴方は何人殺してきましたか?
柱の数や、一般の方の数も含めて何人?
いえ、何十、何百?それとも何千でしょうか?
その方たちがやめろと言って貴方
止めたのですか?
殺すのも喰らうのも
止めて差し上げたのでしょうか?」

『かごのなかの鳥は』

しのぶ
「違うのでしょう?
それだけの人々を喰らった
だから上弦の鬼なのでしょう
そろそろ溜まりに溜まった罪を償ったら
いかがでしょう?」

妓夫太郎
「ふざけるなぁああ!!!
何も与えなかったくせに取り立てやがるのか
許さねえ!!許さねえ!!
俺は鬼になったことに後悔はねぇ
俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる
幸せそうな他人を許さない
必ず奪って取り立てる妓夫太郎になる!!」

吐き気がする

私の家族を奪ったのは鬼だ

幸せそのものでその日常は

ずっと、そうずっと

続いていくと信じて疑わなかった

鬼がいるせいで幸せだった日々が

突如として音を立てて壊れた

鬼などがいるせいで

生まれ変わっても必ず鬼になる?

幸せそうな他人を許さない?

必ず奪う?

しのぶ
「なら私は何度でも貴方を殺します
何度でも地獄へ送り返してあげましょう
仲良くなれないのが残念です」

許さない

『いついつでやる』

リン

鈴の音?

真菰
「ん?ぇま、待っ…空中ッ?」

カナエ
「あら?とっても高いわ」

しのぶ・伊黒
「「!?」」

鳥居から人が!!

しかも

しのぶ
「う、そ…」

姉さん!?

カナエ
「わあ!しのぶ!
元気そうで何よりだわ!
おーい!」

こねてこねて→←兄貴のおバカァアア



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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2021年6月13日 21時

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