生まれ変わったらクズでした…７

人でなし！！ ページ16

獪岳(A)
「それより」

宇髄
「あ？なんだ？」

獪岳(A)
「アオイとなほを放せこのド変態」

炭治郎
「そうだアオイさんたちを放せ
このド変態め！一体どういうつもりだ！」

きよ
「そーよそーよ」

すみ
「ド変態！ド変態！」

善逸
「そそそうだぞド変態！」

伊之助
「ド変態！俺と勝負しろ！」

宇髄
「てめーらコラ！！
誰に口利いてんだコラ！
俺は上官！！柱だぞこの野郎！」

炭治郎
「お前を柱とは認めない！！むん！！」

宇髄
「むんじゃねーよ！！
お前が認めないから何なんだよ！？
こんの下っぱが！！
だいたい影の屋敷でも会っただろーが！
ド変態ド変態って
お前らの脳味噌爆発してんのか！？
俺は任務で女の隊員が要るから
コイツら連れて行くんだよ！
継子じゃねぇ奴は胡蝶の許可をとる
必要もない！！」

ふざけんな！

獪岳(A)
「…お館様」

宇髄
「は？」

獪岳(A)
「お館様に何て言われたか忘れたのかド変態」

宇髄
「だとして、どうするつもりだ
無理やりが駄目だとして誰かが引き受けなきゃ
ならねぇことだぞ！」

獪岳(A)
「なほは降ろしてやれ隊員じゃない
アオイどうする？」

アオイ
「え？」

宇髄
「じゃあ、いらね」

ぺっ…て捨てやがった！

炭治郎
「何てことするんだ人でなし！！」

なほ
「わーん落とされましたぁ」

獪岳(A)
「なほ怪我してねぇかよく見せろ
バカは後でシメといてやる」

宇髄
「とりあえずコイツは任務に連れて行く
役に立ちそうにもねぇがこんなのでも
一応隊員だしな良いだろ獪岳」

それを決めるのは自分ではない

獪岳(A)
「アオイに決めさせろ」

アオイ
「！！」


アオイside

どうして…どうして…

獪岳さんは知ってる筈なのに

炭治郎
「人には人の事情があるんだから
無神経に色々つつき回さないでいただきたい！
アオイさんは行かない！アオイさんを返せ！」

私は……まだ

宇髄
「ぬるいぬるいねぇ
このようなザマで地味にぐだぐだしているから
鬼殺隊は弱くなってゆくんだろうな」

まだ…なんです

獪岳(A)
「お前が行くなら俺も一緒に行く」

勇気が

アオイ
「え？」

獪岳(A)
「アオイ無理はしなくていい
俺が責任を持つ」

アオイ
「……行きます」

情けない、ここまで言われないと

行く勇気すら持てないなんて

獪岳(A)
「炭治郎たちも連れて行く」

宇髄
「あ？良いけどよ」

カナヲ
「…アオイ」

アオイ
「カナヲ…
大丈夫獪岳さんと一緒に此処に帰ってくる」

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