生まれ変わったらクズでした……４

珍しき血 ページ44

清side

獪岳(A)
「そうだ、
そしてもう一人の師範はな」

清
「も、もう一人の師範は？」

き、気になる！

スパン

…！しまった鬼が来

てる子
「清兄ちゃん！！」

清
「！！」

てる子…！

てる子
「お兄ちゃんお兄ちゃん！」

清
「てる子…！！」

と……後ろにいるのは

清
「そっその人は……？」

炭治郎
「俺は竈門炭治郎
悪い鬼を倒しに来た」

獪岳さんと同じこと言ってる

獪岳(A)
「清、大丈夫だ
炭治郎の事は俺が保証する」

清
「……そうですか
なら大丈夫ですね」

ほっ……

てる子
「……お兄ちゃん達いつの間に
仲良くなったの？」

清
「えと、ついさっき？」

てる子
「？そーなの？」

炭治郎
「流石だ獪岳兄ちゃん！」

……炭治郎さん

獪岳さんの弟だったのか

獪岳(A)
「……清」

清
「えと、なんですか？」

難しそうな顔して

獪岳(A)
「傷が癒えきらないうちに
すまないが此処で何があったか
教えてくれるか？」

…！！

清
「…………」

此処であったこと

清
「化け物に攫われて……
く……く……喰われそうになった
そしたらどこからか
別の化け物がきて」

……怖い

思い出すだけでも

震えが止まらない

清
「こ、殺し合いをし始めた……
誰が俺を…………
くっ……喰うかっ……て
そ……それで……
体から鼓が生えてる奴…………
あいつが他の奴にやられた時
この鼓を落としたから
叩いたら部屋が変わって…………
何とか、今で」

炭治郎
「"稀血"…………
あの鬼はそんなことを
言ってたが…………」

清
「！！そうだ、そう…
俺のことマレチって呼ぶんだ」

炭治郎の鴉
「カ…」

獪岳(A)
「なに！？本当か？
ヤバい物凄く、クソなんて事だ！」

炭治郎の鴉
「……」

獪岳(A)
「……ぁ」



獪岳(A)side

しまった

炭治郎の鴉が説明するところ

だったのか……

どうする、皆こっち見てる

炭治郎
「獪岳兄ちゃん、"稀血"って？」

あぁ〜〜どうするどうする…

獪岳(A)
「ま、稀血って言うのはだな
おい！炭治郎の鴉、教えてやれ」

ご、強引だけど……まぁ、うん……

炭治郎の鴉
「…！カァーーーーア！！
稀血トハ！！
珍シキ血ノ持チ主デアル！！」

てる子
「キャア！」

清
「うわっ……」

炭治郎の鴉
「グワハハハ！！
ガキ共！！ツツキ回スゾ！！」

炭治郎
「よせ」

まあ、鴉がいきなり喋ったら

そうなるのは当然だな

後、本気でつつこうとするな

炭治郎
「珍しき血ってどういうことだ？」

置イテカレタ→←天狗の面

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す