生まれ変わったらクズでした……４ (ページ12)

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必ずお前の首にページ12

炭治郎side

街は、こんなに発展してるのか！！

夜なのに明るい！！

建物高っなんだあれ！！

都会って……

都会って……め、めまいがする

夜だし……は、初めての街だから

ねずこに箱から出てもらったけど……これは

炭治郎
「あ、あ、あっちに行こう…ねずこ」

街の雰囲気に堪えられない

人が、人があまりいない、そう静かなとこ

少し落ち着きたい

…！あ、あそこ、あそこに

炭治郎
「山かけうどんください…」

はーーー、やっと落ち着ける

こんな所、初めて来た…………人が多すぎる

……

……

…！なん……で…

この匂い！！どうして突然こんな所で！！

街の通りからだ！

うどん屋
「へい、おま……ち！？
お、おい兄ちゃん何処に行くんだ！！」

家に残っていた匂いだ

雑踏にまぎれているが分かる

……鬼舞辻…無惨！！

見つけた！！こいつが！！

娘
「おとうさん、だぁれ？」

こいつ……こいつ！！こいつ！！

無惨side

無惨
「私に何か用ですか？
随分慌てていらっしゃるようですが…」

鬼狩りか、まさかこんな所で

出くわすとはな

妻
「あら、どうしたの？」

娘
「おかあさん」

…私が鬼だと気づいたところで

どうしようもあるまい

此処で戦えば一般人も巻き添えだ

そこまで低能でなければの話だが

妻
「お知り合い？」

無惨
「いいや困ったことに少しも…
知らない子ですね人違いではないでしょうか」

妻
「まぁそうなの」

炭治郎
「…！何を…お前は、お」

…低能だったか

コイツでいいか

ヒュッ

通りすがりの男
「うぐっ」

通りすがりの女
「あなた、どうしました…あっ」

選択を誤った結果だ

炭治郎
「やめっ……！！」

ガッ

通りすがりの女
「キャアアアッ」

炭治郎side

街の人達
「キャーーー！」
「どうした！？」
「なんだ？血が！！」

鬼に…鬼にされた！

ただ、此処を通りすがってしまったばかりに！

止めなくては！

ガバッ

よし！これを口にねじ込めば、人を咬めない！

通りすがりの女
「あなた！！」

炭治郎
「奥さん！！こちらよりも自分のことを！！
傷口に布をあてて強く押さえてください」

大丈夫きっと何とかする

奥さんの傷は致命傷じゃない大丈夫だ

この人は誰も殺してない！！

…！！無惨が逃げる！！

くそっ！！くそっ！！

この人を放っては行けない…！！

炭治郎
「鬼舞辻無惨！！
俺はお前を逃がさない何処へ行こうと
地獄の果てまで追いかけて必ず
お前の首に刀を振るう
絶対にお前を許さない！！」