7 同盟は、縛りでしかない ページ8
資料を見ながら、考えを巡らせていく。
明日までに、この資料全ての内容を頭に入れるという課題を自分で作る。
歩いていると私の1番弟子が、向かい側からやってきた。
涼「Aさん!お疲れ様です。」
貴方『( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン。お疲れ様。』
資料を片手に挨拶を交わす。
涼が、資料に気づいたのか声をかけてくれた。
涼「Aさん!明日は、お仕事ですか?」
貴方『えぇ。明日は、ある組織との貿易をしに行くの。何か、用があったかしら。ごめんなさい。任務が、入ってしまったの。』
涼は、少し暗い顔をしたが何かを考えニッコリ微笑んだ。
涼「じゃあ、今日訓練して下さい。僕、久しぶりにAさんの訓練を受けたいです。」
ニッコリ、人懐っこい笑みを浮かべる涼
涼は、私の弟のような存在だ。
そんな者に、お願いされたら断れるものが断れなくなってしまう。
私は、笑顔で了承した。
貴方『それじゃぁ、先に訓練室行っててくれる?私は、少し用事を片付けて来るから。』
分かったと言うように、返事をして準備をする為に自室に帰っていった。
〜訓練室〜
フゥ…
当たり前だけど、やっぱり地上より暗い。
ここを、もう少し降りていくと拷問室だ。
私の用事は、訓練室にあるから行かないけどね。
ガチャ
顔を私が、覗かせると直ぐに涼が気づいた。
涼「Aさん!遅いですよ!( ˘•ω•˘ )」
(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…って可愛いな!
貴方『それじゃぁ、始めようか。((ニヤッ』
私は、体術はそこそこだけどこの組織の中では私が1番の体術使いだ。
ナイフ術も刀も全て父親から、習った。
交渉術もハニートラップも何もかも。
8 交渉は、好戦的ではダメだ→←6 私にあってもいいじゃない
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作者名:まり吉 x他1人 | 作成日時:2018年5月17日 9時