生まれ変わったらクズでした……３

今回の仕事 ページ9

義勇
「……話は、以上です」


義勇が事の顛末を話した


お館様
「うん、やはり鎹烏に聞いた通りだったね
別に咎めようって訳ではないよ」


獪岳(A)
「じゃ、じゃあ、なんで……」


此処に呼んだの？


お館様
「しばらくは、経過を見ようと思っている
君達の師範に紹介したのだろう？なら大丈夫
もし、何かあっても元柱だからね
対処は、可能だろう…そして」


お館様がにこりと此方に微笑む


お館様
「獪岳には、彼らを見守って欲しいんだ
もちろん、今回お願いする仕事の後で」


え？義勇は？て言うか、今回の仕事の後で？


義勇
「俺は、既に新しい任務を任されている」


お館様
「獪岳には、良い条件付きだよ？
彼らを見守るのは、二ヶ月ごとでいい
二ヶ月を交互に君は、弟弟子の善逸くん？
だったかな…その子の修行を見てあげると
いいよ」


義勇
「お館様、それは、俺と交互に
見守るという形ですか？」


お館様
「いいや、獪岳には、ちょっとした
ツテがあるからね…頼んだよ」


あ〜、錆兎達の事か


獪岳(A)
「分かりました、喜んでお受けします」


よーするに見守る以外の仕事が


任されなくなって、推しを愛でられる期間が


出来たって事か…！


お館様
「義勇、少し外してくれるかい？」


義勇
「……分かりました、それでは」


ガラッ


……行ってしまった、なんだろう


お館様
「獪岳…君には、有一郎とカナエと一緒に
あることを調査して欲しいんだ」


影の人達所望ですか


獪岳(A)
「また、上限の鬼関係？それとも
最近、動き始めた厄介な鬼の方ですか？」



お館様
「実は、その両方が関わってます
まぁ、調べるだけでいいよ…
今は、鬼殺隊も立て込んでて柱を
調査だけに向かわせる訳にはいかないんだ」


最近、鬼による一般人への襲撃が増えている


知られていないだけで各地で去年とは、


比べ物にならない


お館様
「それに両方絡んでるとなれば
柱に匹敵する者達にお願いするしかないからね」


獪岳(A)
「でも、なんで有一郎とカナエ姉さん指定
なんですかね？」


お館様
「錆兎や真菰は、左近次の所の子だろう？
なら、あの子達に炭治郎やねずこを
見守り役にとね…君もそう思っていたろう？」


確かに……だから、二人を除いたメンバーなのか


獪岳(A)
「そうですね…確かに
なら、皆にそう伝えてきます…それでは」


お館様
「ふふ、皆によろしくね」


さて、これから忙しくなるなぁ

カナエと真菰→←少し多忙

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