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襖の向こう ページ16

獪岳(A)
「あの時は、本当に肝が冷えた…
二度とアイツ…童磨と会いたくないって思った
のによ」

有一郎
「…仕事だからね、仕方ない仕方ない」

カナエ
「助けに来てくれたまでは、格好良かったのよ?
ただ、その後がね〜…」

ははは、言うな…自分でも情けないと思ってるよ

有一郎
「あれ?でも、カナエは、怪我してたんでしょ?
誰が助けたの?」

カナエ
「一緒に来てた錆兎が追い払ったのよ
あの時は、怖かったわ……錆兎が」

有一郎
「錆兎が……なんだ」

カナエ
「ええ、本当に…
獪岳を盗られまいと必死だったのでしょうけど
端から見たら錆兎が鬼のようだったわ」

言われたい放題だな錆兎

獪岳(A)
「……この話は、終わりだ
童磨達が移動するみたいだぞ」

有一郎
「そうだね」





ー二週間後ー

カナエ
「情報は、一応揃ったんじゃないかしら」

有一郎
「そろそろ、帰った方が良いね
バレたら後が面倒だし」

獪岳(A)
「童磨に見つからなくて良かっ……」

童磨
「うんうん、俺なら此処に居るぜ?」

…!は!?

獪岳(A)
「ど、童磨!?な、なんで…!」

すぐに離れようとするが

童磨
「久しぶりだね!良かった、獪岳探してたんだ
さぁ、俺と一緒に行こう!歓迎するよ!」

右手を掴まえられた畜生!離せ!

獪岳(A)
「いや、俺、鬼にならねぇし!
勝手に歓迎するな!離せ!」

童磨
「そう言えば、あの怖〜い奴、いないね!
あの怖い奴も出来たら鬼に誘おう!
あの方もきっと手放しで喜んでくれるよ?」

獪岳(A)
「だ・か・ら!俺も!錆兎も!
鬼には、ならないって言ってんだろ!
耳腐ってんのか、お前!!」

童磨
「え〜!どうしてさ?
なろうぜ?鬼に〜!」

獪岳(A)
「嫌だ!離せ、この…!」

気持ち悪、まとわりつこうとするな!

有一郎
「離せって言ってるだろ?
しつこいね、アンタそんなに
首を刎ねられたいの?」

カナエ
「…随分なご挨拶よね?
私の弟に手を出さないでほしいわ」

ふ、二人とも錆兎の事言えないくらいに

怖い顔してるけど…

童磨
「あれ?君達、居たの?
ごめんね〜、気づかなかったよ!
…ん?」

ベベン

琵琶の音がした

…と思ったら、何もなかったはずの

上空に襖が出てきて手が童磨の頭を掴んだ

童磨は、それに驚いたのか俺の手を離したけど

童磨
「え?ま、待って下さい!
俺まだ…!」

無惨
「うるさい、来い!」

ベベン

襖の向こうに童磨が連れてかれた

何だったの、アイツ

骨の髄まで→←瓜二つ



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ゆめのなか(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» コメントありがとうございます!大爆笑の渦(ノ≧▽≦)ノ嬉しいです!これからも良かったら続き読んでほしいです|ω・)ノ (2020年3月5日 20時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 途中途中あるイラストが明らかに笑わせにきてますよね?これ、大爆笑の渦なんですけど笑笑笑 (2020年3月5日 10時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 続きが出てます|ω・)ノ生まれ変わったらクズでした……4よろしくお願いします (2020年1月16日 13時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます!直してきますね|ω・)ノいやー、誤字が多くてすみません (2020年1月12日 22時) (レス) id: a13dab8379 (このIDを非表示/違反報告)
- 瓜二つで上弦が上限に (2020年1月12日 22時) (レス) id: 3f29d20ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめのなか | 作成日時:2019年11月30日 15時

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