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高校生になって男への恐怖心は時間と共に薄らいだのかAは通学バスで男と接近しても、同級生と話す時も怯えなくなっていた。
それでも俺は裏で周りの男たちに牽制をし続けたから結局Aは未だに誰とも付き合った事はない。
だから、まさかテヒョンイヒョンとAが同じバイト先で働いていてあんなに親しげにしてるなんて思いもしなかった。
俺に詰め寄られて凹んだあいつをヒョンは優しく頭を撫でいた。
あいつも安心したようにヒョンに微笑みかけていて......
俺の知らないとこで、知らないうちに離れていってしまったようでただ面白くないのかもしれない。
ずっと俺の後をついて来ていたAが少し離れたとこにいる気がするのがどうにも心地が悪いんだ。
こんな気持ちを誰かにぶつけられるはずもなく、俺の一方的で自己中心的な執着に似たようなこの気持ちを早く忘れたくて俺はへウォンへ電話をかけた。
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作者名:Marika | 作成日時:2022年1月29日 23時