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4通目 ページ4
Aへ
もしも、事故とかにあって目を覚まさなくなったら、
姿形は変えずにいられたのかな？
私それなら事故に会いたい年あったのに！
でも、前私の目の前で莉奈って子が事故に合ったんだ。
一回手が離れて、もう一回触れた時には
どんどん温度がなくなっていったんだ
誰の思い出が血を巡らせてるの？
雨に打たれた廃線や煤けた病棟、並んだ送電塔、夕暮れのバス停、止まったままの観覧車、
机に咲いた
最初からなかったみたいに世界がまた動き出した
死にたくなった僕は結局息をしてて、
生きたいと言ってたAは明日を見失ってて、
なのにどうして悲しいんだろう？
そっか、Aが生きたいのに生きれないからか。
でも、いずれ死するのが人間なんだね。
じゃあ、私もいずれ死ぬんだ。
それまで生きるよ
真理より
続く (更新停止中)
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作者名：ラチェ@天かすっこ | 作成日時：2019年10月22日 22時
