青春カップル [白]

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ラウside


メンバーの話をしていると突然声が返ってこなくなった





ひょっとして寝落ち？




そうおもったけど、寝息は聞こえてこない




「もしも〜し、起きてる？(小声」




起きてるか確認のために声をかける




『起きてるよ』




返答が返ってきた




でも少し異変を感じる









なんか…拗ねてる？




いつもより子どもっぽい声だった



なんかあった？



頭を抱えていると、なるから返事が返ってきた






『ねえ、メンバーと浮気したらダメだよ』





ひょっとして…




「嫉妬した？」






『そうだよ』




意外すぎる返答にビックリ





『メンバーと仲良しなのはいいけどさ、浮気したらダメだよ』






「は〜い」




嫉妬してくれたことに嬉しくて声が弾む



今の顔、見たかったな







でも、メンバーの話もほどほどにしなきゃね






心の中でそっと決意を固める






じゃあ次はどんな話をしようかな





少し考えたけど、そろそろ寝ないといけないかも




寝坊して遅刻したらヤバイもんね





『ラウくん？』



しばらく黙っていた僕は寝たと思ったのか、控えめに声をかけてきた




「起きてるよ、僕は」




『寝ようとしてた？』





「ちょっとね、ところで眠たくなった？」




『うん、ちょこっとだけ』





「じゃあおやすみモードにしようよ」




『おやすみモード？』




僕の提案に不思議そうななる





「そ、お互いに、子守り唄歌って寝かせあうの」



『なにそれ？笑でもやってみたい』




「ほんと？じゃあもう歌うね」




なるの子守り唄も聞いてみたかったけど
寝れてないなるのために歌う





ゆっくりとしたリズムで小さな声で歌う



しばらくすると、寝息が聞こえてきた




なるが寝たのを確認して、目を瞑り、僕も夢の世界へと堕ちていった









次の日の収録


マネ「ラウールくん、連絡とれなかったんだけど」



ラウ「ごめんなさい、充電が切れてて」




マネ「ちゃんと寝る前に充電しといてよ」




ラウ「は〜い」



目黒「あれ、珍しいな、充電し忘れるなんて」



ラウ「寝る前に充電はしといたよ」




深澤「充電器壊れてたの？」



ラウ「いや、なると電話して、寝落ちした」



向井「うわー聞いた？めっちゃ幸せそうなんやけど」


深澤「聞いた俺がバカだったわ」


目黒「お前もやるなあ」


ラウ「でしょ笑」

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