幽霊 二十三人 ページ26
重たい腰を上げ体育館に行けば、女子生徒が怯えながら近づいてきた。
女「あ、あの、山吹先輩ですよね。
あの、朝比奈先生から話は聞いてますので、その、こっちです。」
女子生徒が案内すると、体育館の袖に椅子が選管用に並べられていて、その一つに座る。
女「これが資料です。」
女子生徒は資料を渡すとそそくさと離れて行った。
Aは馴れてるのか、資料に目を向けた。
演説が始まっていく。
Aは特に役回りはなく、ただ座っているだけでよかった。
そして清継の演説になる。
資料には応援演説に奴良 リクオと書かれている。
「(何もないといいんだけどね……)」
清継の応援演説にリクオがステージに上がる。
よほど緊張しているのか、マイクを落としてしまった。
女「大丈夫?」
リ「ど……どーも、ありがとう。」
「(あ、あいつ……)」
リクオが自己紹介すると、生徒たちからの歓声がものすごかった。
それと同時に潜んでいた妖気が膨れ上がる。
そしてそれは近づくと、リクオの首筋に噛みついた。
女「キャアア!!」
男「何だ…!?犬ぅ?」
それはリクオの首を嚙み千切り、リクオの頭はステージに転がる。
女「いやああああああ!!!!首が…首がないいいい!?」
「袖によけてて。」
Aはステージにいた生徒たちを脇によけさせてリクオの様子を見守った。
犬の頭に紐が絡みつく。
首無「やはり若を狙っていたな…
首だけで戦うのは君だけじゃあ……ないんだよ。」
どうやら先ほどまでリクオに成りすましていたのは首無だったらしい。
犬神「なっ、お前…リクオじゃねぇのか!?」
リ「首無!!」
本物のリクオがギャラリーから飛んできた。
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ゆえりぃと(プロフ) - チビ猫缶さん» そのコメントで初めて気づきました。Σ(ﾟωﾟﾉ)ﾉ (2017年2月19日 17時) (
レス) id: 9699ff6707 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫缶(プロフ) - 朝比奈梓…!? (2017年2月19日 0時) (レス) id: 416f31071b (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 続きがとても気になります！いくらでも待つので更新頑張って下さい！ (2016年10月1日 23時) (レス) id: 1b13281dea (このIDを非表示/違反報告)
セイ(プロフ) - めっちゃ面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2016年9月21日 6時) (レス) id: c79745b4c2 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ありがとうございます！では、描き終え次第このコメント欄にて報告しますね(｀_´)ゞ (2016年8月9日 13時) (レス) id: ec75fc9606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえりぃと | 作成日時：2016年7月21日 23時
