NJ side ページ4
*
あれから一夜明け、
リビングでマネヒョンの迎えを待っている俺たち。
いつもならガヤガヤうるさいこの部屋
今日は誰も言葉発しようとしない
こんな雰囲気久しぶりだ
結局ヌナは戻ってくることはなかった。
心配するなとマネヒョンが言ってくれるけど
やっぱり気になってしまう。
俺たち迷惑をかけてしまったんじゃないかとか
7人の世話が嫌になったのではないかとか
悪いことばかりを考えてしまう。
正直ヌナが来てからメンバーは楽しそうだった
あの日々が終わってしまうのかな…。
ーーヌナのことは好きだ。
でもテヒョナみたいに率直な気持ちを
伝えることなんてできない。
たぶんテヒョナ以外にも
ヌナのことが好きなメンバーはいるはず
俺に勝ち目なんてない
でもそれはちょっと前の話。
今はメンバーがどう幸せにいられるか考えるだけ。
俺は応援する方を選ぶことにした。
朝になったらケロッと朝ご飯を作っているのを
期待していたけど、やっぱりいない。
いつもヌナヌナ言ってるテヒョナは元気がない。
昨日ここで寝たのか自分の体を毛布で包んで
ソファの上で体育座りをしている。
ジンヒョンは同い年のヌナがいなくて寂しそう。
ユンギヒョンも表情では読み取れないけど
きっと心配しているはず。
ホビもいつもならメンバーを元気にさせようと
何らか行動に移すけどスマホばかり見ている。
ジミニも眉毛のハの字にしてメンバーを
心配しながら見つめている。
ジョングギはテヒョナの隣でスマホを片手に
キッチンを見てはまたスマホを見ている。
今日も仕事に行かなくてはならない。
俺たちは止まってはいけない。
リーダーの俺がしっかりしないといけない。
*
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シリウス(プロフ) - オリジナルフラグを外してください。 (2017年7月9日 9時) (
レス) id: 87de1793dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みん | 作成日時：2017年7月9日 8時
