マイラブ２ (ページ1)

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ひとりぼっちページ1

*

あの部屋にあの家に居られなくて、

みんなが行ってしばらくしてからあそこを出た。

一旦ミンジュンさんのアパートに行ったけど

ミンジュンさんとも顔を合わせなくかったから

数日分の服をカバンにまとめて

近くのビジネスホテルにいる。

ベッドの横にある台に置かれている

デジタル時計を見ると

22時18分になろうとしていた

みんな心配してるんだろうな…

特にジョングクくん。

ご飯行く約束しちゃったのに。

守れない約束なんかしなきゃよかった。

ユンギさんにも悪いことしちゃったな。

責任感じてないといいけど…

♪♪♪～

椅子に置いていたカバンの方から音楽が鳴る

「ケータイ…」

鳴っているそれを取ると

知らない番号が表示されていた

「誰だろ…」

出るか出ないか迷っていたら音が止まった

あ、止まった。

ケータイを持ってベッドにうつ伏せに倒れこむ

しばらくしてまた手に持っていたケータイが鳴る

画面を見ると"ミンジュンさん"

【…はい】

電話に出てみる

MJ【はい、じゃないだろ。今どこだ】

…いなくなったことがバレてる。

きっとメンバーの誰かがミンジュンさんに連絡をしたんだろう。

怒られると思って覚悟したけどミンジュンさんの声は至って普通だった

MJ【みんなが心配してる】

【わかってる】

MJ【…大丈夫なんだな？】

【大丈夫。すぐ戻るから】

MJ【わかった。あいつらにそう伝える】

今日はゆっくり休め。

と言ってミンジュンは電話を切った。

これからどうしようかな、

それにしても静かな部屋

いつもなら笑い声と話し声が聞こえるのに

ひとりだと

やっぱり寂しい

*