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【理佐の証言】 ページ12
また私の番なんですね。
ゆんのこと、少しわかってきました？
じゃあ、今回は紅白のこと。
ゆんの代理センターのことを。
あのとき、みんな本当にセンターをやりたくなかったんです。
平手の代わりなんてって。
でも、ゆんが
私がやります。って言ってくれて。
メンバーは複雑そうでした。
自分じゃなくてよかった。と
なんでゆんが。
の2つの気持ちで。
ゆん、目立ちたかったとか言われてますけど、
違いますよ。
代理センターとなれば批判は免れない。
平手への信頼は根強いですから。
なら、私がセンターに立って、
みんなを輝かせる。
批判を受けるのは私だけでいいって。
そうやって。代理センターに立候補したんです。
それに、
このまま平手だけを頼ってたら平手が壊れちゃうって。
平手を守りたい。
平手がセンターの重圧から少しでも開放されるように。
って。
結局、ゆんが一番欅坂４６のことを思ってたんです。
あの子より優しい子を私は知りません。
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作者名：Mari | 作成日時：2020年9月10日 0時
