先生、対処法を！【名探偵コナン】

対処法２２ ページ27

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この会社、実は世界的に有名なコスメブランドらしく

私のいた世界でいう、シ〇ネルとかに匹敵するらしい

「腕を見込まれて、東都の店舗に転勤してきたらしいな。中々そんなヤツいないから、今から期待しておく」


ｳﾜｧｧｧｧやめてぇぇぇ

そんな女子力ないんですこの世界にきたらそういうことになってたんです勘弁して!!!!!!!


‥‥って思ったんだけど

何故かコスメを見るとポンポン名前が浮かんでくる


あっれー？ おっかしいぞー？



‥‥まって、もしかしたらだけど、コレいけるかもしんない



「頑張れよ」

うん。私悪くない

なるようになってしまえ取り敢えず脱ニートおめでとう私！！

遠い目をしたまま、私は同僚のイケメンにコスメ売り場へと放り込まれるのだった


(あぁぁぁアシスタント部屋が恋しいぃぃぃい)





＿＿＿
＿＿


‥‥何故だろう


「Hey,Bottom of the cute clerk(ねぇ、そこの可愛い店員さん)」



どうしてだろう


「Nowak allowed tried this cosmetics?(このコスメ試させてもらえる？)」


何故こんなことになっているのだろう

「‥‥Hey, you all right?(ねぇ、貴方大丈夫？)」


『‥‥OH,It's okay』



大変お美しい発音のブリティッシュイングリッシュごちそうさまです

取り敢えずそのキラキラしたオーラをおしまい下さい






ベル姉さん


‥‥なんでだよ！！！(狂乱)

なんで振りかえったらいるんだよ眩しすぎて目ェ潰れたわ！！！！！！


頭を抱えて悶絶していると、ベル姉さん‥‥もといベルモットさんは艶やかに笑った

「ごめんなさいね？ 新しい子がいたからつい英語で話しかけちゃったわ。日本語でオーケーよ」

『あ‥‥ありがとうございます』

頭を下げながらチラリと見上げる

整った形の唇にひかれているのは紫がかったルージュ

いつものお馴染みのヤツだ

そっか。ベル姉さんレベルのお方ともなれば、高級なとこでコスメ買ってるよね

元がお美し過ぎてコスメ要らずな気もするけど

「中々可愛らしい子が入ったのね。ねぇ、案内してくれるかしら？」

『は、はいっ！！』

「緊張しなくても大丈夫よ、エ‥‥」




そこで不自然に言葉が途切れた

不思議におもって見上げると、口を開いたまま固まっているベルモットさん




『あの‥‥お客様？』

「いえ、何でもないわ」




そう言って私の手をひいた(私はフリーズした)





「じゃあ付き合ってちょうだい？ 可愛い店員さん」


妖麗らかな唇が妖艶に弧を描いた




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