LVI ページ8
グ「僕より料理が出来なさそうなアルバートに！憐れみの目を向けられ！こうして今、肩に優しく乗せてきたこの手がすごく！すっっごく！！ムカつくんだ！」
『実に簡潔的なアンサーですわ、お兄様』
ウ・ル「おぉ〜〜」
完全に観客となっていた3人は流石というように拍手を送る。
ア「こうも私が料理が出来ることを信じてもらえないとは……。
ならルイスに聞いてみるといい。
つい先日一緒に夕食を作ったところでね。
味の感想はウィリアムやフェルディアに聞いてくれ」
アルバートはやれやれと首を横に振り信じてくれないなんて酷い！と態度に示した。
グ「………どうだった？」
ル「とても積極的に手伝ってくれましたよ。
危うく火事になるところでしたが」
『サラダがとても独創的でまるで異国を思わせる素晴らしい味でしたわ』
ウ「今まで食べた中で一番インパクトが強かったですね」
3人は遠い目をしながらははは、と笑った。
ア「ほら、これで納得出来ただろう？」
グ「今のを聞いて納得出来る奴が居ると思ってんの！？」
グウェンは額を抑えながら深くため息をついた。
グ「僕は戦力外だしアルバートに関しては絶望的だし…てことは結局フェルディアが全部しなければいけないことになって…ダメダメ！それは絶対駄目だ！」
ウ「あの……」
崩れるようにソファーに座りぶつぶつと呟くグウェンにウィリアムが声を上げる。
ウ「僕も手伝うので、アルバート兄さんには(厳重な監視のもとで)食材を切ってもらい、グウェン義兄さんには食後のデザートを作って頂くというのはどうでしょうか？」
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千夜(プロフ) - いあ様コメントして下さりありがとうございます！！そう言って頂けて感謝しかありません！優モリはどこを切り取ってもカッコいいところしかないので心臓が持ちませんね笑 (2022年7月29日 14時) (
レス) id: bbb60d0339 (このIDを非表示/違反報告)
いあ - 文章一つ一つが丁寧で分かりやすいし、凄い面白いです、大好きになりました！愛してます！憂モリは皆顔面偏差値高くてもはやしんどいですよねw (2022年7月28日 21時) (レス) @page7 id: c09dd7b5a1 (このIDを非表示/違反報告)
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