【ONE PIECE】繋がっているきょうだいの絆

No.8 ページ10

ｸﾞﾗ…


ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｯ


ロン「!!?な…何したんだよ…？」

？「お嬢さん、それは“覇王色の覇気”だね？」


…え？

貴女「えっと…？」

男「あぁ、私はレイリー。決して怪しい者ではない。ここでコーティング屋をしている」


レイリー…レイリー……あ！“冥王”レイリーってさっきクザンさんが!!


レイリー「レイさんと呼んでくれ」

ロン「ふーん…？」

貴女「レイさん、覇王色の覇気知ってるんですか？」

レイリー「あぁ、私も使えるんでな」


レイさんも…覇王色の覇気を…!?


貴女「こ…これは…数百万人に一人しか素質がないって…」

レイリー「私も、その一人ということだ


ちなみに君は…見聞色も、武装色も使えるのかな？」

貴女「あ、いえ…」

レイリー「…ならば、私のところに修行にこんか？」

貴女「修行…？なぜ？」

レイリー「なあに…深い理由はない。君を、気に入ったまでのことさ」


………でも


貴女「でも、私には…帰らなくてはならない場所が…」

レイリー「いや、今すぐとは言っていない。君が、修行をつけてもらおう、と思った時でいいんだ」


…それなら、それなら…受けない理由なんて…ない。…強くなると、決めたんだから…！


貴女「それなら…私、大きくなったら海に出ようと思ってるんです!!その時…その時まで、待ってもらえませんか!?」

レイリー「ああもちろん、何年でも待とう


…おっと、海軍本部の大将のお出ましのようだ…私はこれで、おいたまするとしよう


それと、私のことは、誰にも言わないでほしい。……そこの、君もな」


と、レイさんは私に小さい紙を渡し、去ろうと背を向け歩きだした。

その背に向かって、私は言う。


貴女「私はAです!!必ず、必ずいつか、修行をつけてもらいに、ここに来ます!!」





クザン「あぁよかった…何もなかった？」

ロン「…はい。人拐いに、襲われただけです」

クザン「…人拐い…」

貴女「クザンさん、どういうことですか？なぜ、人拐いなんて…政府は、一体何を…？」

クザン「………知らないんじゃないかな」

貴女「嘘ですよね!?


あんな風に連れ去られて…しかも人間屋(ヒューマンショップ)!?ふざけてんじゃねェの!!?」





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学校から帰ったら8人になってて、ヤバイほどビックリしました!!

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