No.36 ページ44
Aside
貴女「ん……」
気がつくと、私は寝ていたみたいで、エースにもたれかかっていた。
…ん？サボ何であんな体勢してるんだろ？
と、思ったのも一瞬、すぐサボが何かを書いていることに気がついた。
貴女「サボ？何書いてんの？」
サボ「あ、A起きたのか。ひひ、秘密だ」ﾆｯ
貴女「え〜何それ〜〜見せてよ〜」ﾌﾟｸｯ
サボ「み、見せるよ！だからエース達を起こしてくれ」
サボはそっぽを向いてまた書き始めてしまった。
貴女「んー分かった」
ﾊﾟｻｯ
サボ「これを見てくれ！」
ルフィ「何だこれ？」
サボ「基地の設計図さ！いつまでも野宿を続けるわけには行かないだろ？」
貴女「もしかして秘密基地!?この木に造るのか？」
サボ「あァ!!」
４人だけの秘密基地!!うっわワクワクする!!
ルフィ「秘密基地…!!カッコいいな〜〜!!」
エース「材料はどうする？」
サボ「そんなもん、いくらでもあるじゃねェか、あそこに」
貴女・エース・ルフィ「ん？」
私達は使えそうな物を“不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)”から持ち出し、私は大きさなどを正確に決め、指示し、エースは木材を切り、ルフィは木材を腕を伸ばして上に運び、サボはそれをあわせていった。
海賊船のように、海の見えるところに舵をつけたり、大樹の一番上には見張り台をつくり４人のイニシャルの海賊旗(ジョリーロジャー)をつけたりもして…
ルフィ「すげー！設計図通りだ!!」
サボ「我ながらいいできだな!!」
貴女「うまく海賊船みたいにできたしね!!ん？エース、どうした？」
エース「秘密基地と言えば…罠を仕掛けなきゃな!!」
サボ「なるほど、考えとく！」
───
─
ルフィ「わーい、“不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)”もフーシャ村も、東の海(イースト・ブルー)の海も、全部見えるぞー!!」
見張り台に登ったルフィが叫んだ。
サボ「そんなの、別に珍しくもないだろ？」
ルフィ「ここから見るのがいいんだ!!」
貴女・サボ・エース「ん？」
そして私達も登ってみる。
エース「…たしかに、違うな…」
───
─
それから、４人で海賊ごっこをして遊んだ。
エース「はァ〜〜…いいなァこれ」
サボ「あァ、最高」
貴女「楽しいよ、それと落ち着く」
ルフィ「いひひひひ、おれ達の秘密基地だァ〜〜〜!!!」
独立してから2週間たった今……
こんな幸せな日々がずっと続けばいい…
ううん、ずっと続くと思ってた。
.
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シルネ(プロフ) - 灯菜さん» そうですか？それはよかったです！わざわざありがとうございます。直しておきました!! (2018年11月10日 17時) (
レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
灯菜(プロフ) - すごい面白いです。戦闘シーンあんなにわかりやすいの初めてです！あと、シリーズ2の35話のサボのセリフの1つの主人公の名前になる所が名前になっています！お節介だったらごめんなさい！ (2018年11月10日 16時) (レス) id: 061c5900dd (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - crownさん» そうですか!?そう言ってもらえて光栄です( 〃▽〃)絡み、できるだけ増やしたいですね〜やっぱり！大人になったストーリーも、できるだけ早く書けるように頑張りたいです!! (2018年3月26日 19時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
crown(プロフ) - サボとの主人公ちゃんの絡みが可愛くて大好きです！毎度更新を楽しみにしております！サボと主人公ちゃんが大人になった時の話がもう楽しみで仕方ありません… (2018年3月26日 16時) (レス) id: 1b44e93abb (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - 部久さん» ありがとうございます!!メッチャ嬉しいです(*＞∇＜)ﾉはい、占ツク見てるとやはりミズミズの実は結構ありますねw (2018年3月23日 10時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年3月12日 17時
