【ONE PIECE】繋がっているきょうだいの絆

No.14 ページ16

ポル(ポルシェーミ)「ここらじゃ有名なガキだ。“エースとサボとA”、お前らから金を奪ったのは…その“エース”で間違いねェんだな!!」


あれは…ポルシェーミ!!


男「はい…情けねェ話です。油断しました」

ポル「呆れたガキだぜ、ウチの海賊団の金に手ェつけるとは……!!これがブルージャム船長の耳に入ったら…おれもおめェらも命はねェぞ」


私らは茂みに隠れ、小声で話した。


エース「しまった、あのチンピラブルージャムんとこの運び屋だったのか。やべェ金に手ェ出しちまった…!!」

サボ「本物の刀持ってんぞ、手下のポルシェーミだ。あいつイカれてんだ!!知ってるか!?」

貴女「うん…戦って負けた奴は生きたまま“頭の皮”を剥がされる……!!


…あれ？」

サボ「あいつは？」


気がつくと、私の隣にいたはずのルフィの姿が消えていた。


エース「あ」

貴女・サボ「あ!!?」


ルフィ「放せ〜〜〜〜〜〜〜〜!!コンニャロォ〜〜〜〜〜!!」

ポル「何だこのガキ」


貴女・サボ・エース「何で捕まってんだよーー!!!」


ルフィ「助けてくれーA〜〜!!!エース〜〜!!!」


貴女・サボ・エース「!!?」

ささっ


急いで茂みに頭を引っ込めた。


ポル「………………エースって言ったか今…


お前…エースを知ってんのか………？」

ルフィ「友達だ!!あ…でもさっきおれ殺されかけた…」


エース「あいつペラペラと……」


ポル「一応聞くが、今日エースの奴が…おれ達の金を奪って逃げたってんだよ…どこにあるか知らねェよな」

ルフィ「！……………!!」


サボ「やべェ…宝全部持ってかれちまう!!」

エース「喋んじゃねェぞあのバカ……!!」

貴女「で…でもルフィってたしか…」


ルフィ「………………


し…知らねェ」


と、ルフィは目を反らせ、口笛を吹いていた。


貴女「ほら…やっぱり…」


下手な嘘すぎて、ポルシェーミ達も逆に驚いていた。


ポル「くくっ ﾆﾔﾘ…


………よしよし知らねェなら仕方ねェ…


くくくく!!思い出させてやるから安心しろ…!!」

ルフィ「何だ、おい!!放せよ!!どこ連れてくんだ!!!畜生ォ!!!」


貴女・サボ・エース「……………………!!!」



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