【ONE PIECE】繋がっている絆 (ページ26)

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No.24 ページ26

夜、シメの特訓をした後、Aはすぐ家に帰って寝てしまったらしい。
そしてエースは戻ってきて、おれと喋っていた。

エース「あいつ、いろいろ鋭いくせに、自分のプラスのことに関しては鈍感だから、ハッキリ言うまで気づかねーぞ、自分が男に好かれてるなんて」

サボ「……知ってるよ…」

今までだってちょっとは頑張ってたのに…全く効果なかったし…

エース「まぁでも、あいつが顔赤くしたのは一つの進歩だな

でも、ハッキリ言わないお前にも否はあるぞ！」

サボ「そんなこと言われてもだな……エースじゃあるまいし」

エースはハッキリ言うしな…

エース「まぁそれはともかく、だ！あいつに攻撃を入れる方法を考えねぇと！」

サボ「今日も一発も入んなかったもんな」

エース「水みてぇになって全く当たらねぇ!!」

水…か…

物理は無理で…火はダメだろ？

植物…は、水は取り入れるがあいつは“水人間”だしな…

悪魔の実らしいから…川にでも突き落とせばいいのかもしんねぇけど…逆に川の水操って、自分を陸まで打ち上げるかもしんねぇよな、水で少し弱ってても…攻撃効かねぇんじゃ意味ねぇし…

そう考えた時…

ｻﾞｰｰｰ…

サボ・エース「雨!?」

一気に雨が降ってきた。

空模様があやしいなーとは思ってたけど、こんな急に…

ﾋﾟｶｯ

サボ・エース「は？」

エース「光ったか？」

サボ「光ったな、雷だ」

エース「音は聞こえねぇけど」

サボ「遠いんだろ」

急に降ったと思えば…雷かよ…

ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…

光ってから音がなるまで…大体10秒…
音は今の気温だと大体秒速約340mだから…約3.4km離れてんのか…

風は光が見えた方からこっちに向かってきてるから、その内雷雲もこっち来るな。

エース「どうすんだ？これ」

サボ「おれの考えの通りだと、雷もその内こっちに来る。エース、お前は帰った方がいいんじゃないか？」

エース「…そうだな……

お前も来いよ」

サボ「いや、でも…」

エース「大丈夫大丈夫、ダダン達に見つかんなきゃいいんだ！」

そうエースが言うため、おれたちはその山賊の家まで走り、Aが寝ている部屋に入った。

サボ「あー濡れたな…」

エース「ほっときゃ乾くだろ

にしてもお前、相変わらず航海術のためになることはよく知ってんのな」

サボ「まあな。それでさっき、A対策について、思い付いたことがある」

エース「お、なんだ!?」

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サボ「電気はどうだ？」

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