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大野side
3月末からコンクールに出す絵をより完成度高めるために昼を削ったり放課後残ったりして、相葉ちゃんや4月から入学してきたニノと松潤に会えない日々が続いていた。
今日はみんなと昼休みを過ごそうかなって思い、踵を返して屋上へと向かった。
・
扉越しでも分かるぐらい賑やかな声。
翔くんが俺に彼女が出来た、って。朝言った女の子のことか。
ちげーし。なんて思いながら扉を開ける。
案の定俺が来たことにみんな驚いて、彼女彼女って質問詰め。
全力で否定していると、ふと横から視線を感じた。
昨日絵画室で会った子だ。
何でここに居るんだろう。あ、もしかしてニノと松潤の友達？
その子の苗字を呼べば、ちゃんと返事をしてくれて、相葉ちゃんは知り合い？と交互に顔を見てきた。
翔くんと翔くんの話によって勘違いしているみんなに女の子ってのはAちゃんのことであると伝えると、ニノからツッコミが飛んできた。
おお、この感じ懐かしい。1人で感心していた。
ちらっと俺の左に立っているAちゃんの顔を見れば唖然としていた。
昨日もそうだったけど、この子1人で何か考えては色々な表情を見せるから面白い。
「ふふ。」
思わず零れた笑みは誰にも気づかれなかった。
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めーぷるちぃ(プロフ) - 翼彩さん» コメントありがとうございます。少し更新遅くなりますが、頑張ります。 (2019年9月1日 20時) (
レス) id: 2af76aec06 (このIDを非表示/違反報告)
翼彩 - 面白いです！更新頑張ってください (2019年8月31日 20時) (レス) id: ac9c4b5a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めーぷるちぃ | 作成日時：2019年8月16日 18時
