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バーで待っているとカランカラン、とドアの開く音がした。
「ごめん、待たせた?」
「ううん、待ってないよ」
嘘、家にいるのが嫌でずっと前からここにきてた。
「…何か、あった?」
「…ううん、何にも」
「嘘、何かあったって顔してるけど?」
先ほど頼んだカクテルを口に含みながら私の目を捉える
その目は、真っ直ぐで、綺麗で
私の目をそう簡単には離してはくれない
「…ちょっと、寂しくて」
なんて言うとまだ疑いの目を向ける隆二さん。
「…そっか、俺は、」
「え、?」
「俺は、寂しくさせたりしないよ」
まるで広臣さんがいることを知っているような
その目をずっとみているわけには行かなくて
目を逸らして目の前にあるカクテルに手を伸ばした
隆二さんは多分、勘がいい
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Arifia(プロフ) - 名前変更してるのに反映されないのはバクですかね(汗) (2017年10月18日 6時) (レス) id: 8aa7573e08 (このIDを非表示/違反報告)
Maoir(プロフ) - ゆうかさん» これから隆二さん加速致します。乞うご期待です! (2017年10月15日 21時) (レス) id: c8dfd26546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 隆二くんにドキドキしてます!続きが早く読みた〜い! (2017年10月15日 21時) (レス) id: 48fa907eea (このIDを非表示/違反報告)
Maoir(プロフ) - ろみさん» いえいえです。引き続き宜しくおねがいします! (2017年10月15日 15時) (レス) id: c8dfd26546 (このIDを非表示/違反報告)
ろみ(プロフ) - 直ってましたー!ありがとうございます! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 35f449eddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maoir | 作成日時:2017年9月17日 6時